体内リズムを正常にコントロールする自律神経と意識的な呼吸


今回のテーマは、

体内リズムを正常にコントロール
する自律神経と意識的な呼吸

について紹介します。

前回紹介したように、

地球に住む生き物は全て
リズムに沿って生きており、

そのリズムに逆らわない生き方が
健康、美容、長寿にとって大切です。

ところが、現代社会では
ますます科学技術が進み、

ますます自然本来のリズムを
忘れてしまっているような気がします。

以前の子供なら寝ていた時間でも、

今の子供たちは蛍光灯に
照らされて学習塾で勉強しています。

学校は会社より遥かに
早く始まるので、

朝もかなりの早起きです。

早起きは良い事ですが、
遅寝はいかがなものでしょう。

「寝る子は育つ」というのは
表面上のスローガンではなく、

真実のメカニズムなのです。

ましてや熱心にスポーツに
励む子供であれば、

なおさらたくさんの睡眠が
必要ということは、

科学的にも立証済みなのです。

ところが環境的に今の子供たちは、

自然のサイクルで過ごすのではなく、

かなり窮屈な生活を強いられています。

今日一生懸命勉強をすれば、
もちろん、目先の受験やテストの点数は
あがるかもしれません。

しかし10年、20年と言った
もっと長い視点で見れば、

リズムに沿った生き方と言う
大切なことを軽視する結果、

心と身体に修正の利かないほどの
ズレが生じる事になり、

将来的に健康に被害を及ぼす事は
想像に難くありません。

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人間の体内リズムに沿った生き方

頭が良くなりたいというのは、

子供だけでなく大人も思う事でしょう。

その為には実際には勉強よりも、

体内リズムに沿った生き方を
するほうが脳は活性化したりします。

例えば大脳の興奮水準は、

午前0時から朝6時にかけて低下し、

そこから次第に上がって
正午あたりで一度ピークを迎えます。

そして、再び低下しますが、

夕方にもう一度ピークを迎え、

夜に向け徐々に低下して行くと
言われています。

身体のリズムはこうした
一日の周期リズムと合致するような
生活をしていれば、

健康を害する事はなくなって行きます。

また脳が活性している時に
勉強や仕事をして、

脳が停滞する時にはしっかり
休んで充電するというメリハリが、

脳を良い状態で長く使う
極意だったりするのです。

しかし、そうもいかない
現代人が健康をどうやって手に入れるか、

それはなかなか難しい事です。

体内リズムをコントロールする自律神経

ここで体内リズムを正常に
コントロールするメカニズムを
考えてみましょう。

私たちは普段意識に上らない
身体のリズムというのがたくさんあります。

脈拍、呼吸、体温、ホルモン
などは一定のリズムで作用しますが、

これは勝手に身体が行います。

こうしたリズムを全てコントロール
しているのが、

以前にお紹介した自律神経です。

自律神経が正常にバランスよく
交感神経と副交感神経を働かせる事で、

私たちは健康的に生きられるわけですが、

自律神経というのは基本的に意識して
コントロールする事ができません。

ただ、唯一外側から
その自律神経に影響を与える
事ができるアクティビティがあります。

それが、

「呼吸」です。

意識的な呼吸で自律神経に働きかける

ヨガや瞑想など、さまざまな
取組みと共に呼吸に意識をおいて
健康美容長寿を目指す、

という考え方も少しずつ
浸透してきたように思えます。

横隔膜呼吸という呼吸法を
このサイトでも紹介していますが、

息を吐く時には緊張は緩み、
息を吸う時には緊張させ、

深く呼吸をするとき、

副交感神経が刺激され、
リラックスする事ができます。

逆に短く早く呼吸を行えば
身体はドンドン緊張して、

戦闘モードに入ります。

呼吸は無意識に生存の為に
行う物ですが、

その深さのコントロールは
私たちは誰でも可能です。

こうした身体の外から内へと
誰でも自律神経に働きかけられるのが
呼吸の力なのです。

こうしてリズムを調整する事も可能です。

意識的な呼吸の体内リズムへのメリット

古今東西さまざまな呼吸法が
研究され実践されてきました。

どれが良い悪いはおいておき、

私は横隔膜呼吸という呼吸法を
実践しているのですが、

単純に自分の呼吸にもっと
意識を置くだけで、

かなり身体に変化を起こす事が
できるようになるのです。

仕事で焦っているとき、
プレゼンで人前に立つとき、
試験が近づいてきたとき、
苦手な人と付き合うとき、

恐らく呼吸は浅く短くなっているはずです。

また筋力トレーニングをするときなど
息を止めて力を入れるという事をします。

こうして身体のリズムが変わり、
パフォーマンスに変化が出るのは不思議です。

トレーニングでもスポーツでも
日常生活でも、

呼吸を止めていい時間帯はありません。

だから無意識下でも
息をしているのが普通ですが、

スポーツや格闘技など、
熟練すればするほど、

技やテクニックではなく
呼吸に意識を置くと言います。

達人であればいつも呼吸が一定し、
深くリラックスした状態にあると言います。

自律神経をコントロールする機能

しかしこうした意識的な
呼吸のコントロールを

いつでもできている人は少ないです。

だからこそ、意識的に時間を作り
呼吸を整える時間を持つ事は、

自然の体内リズムが乱れがちな
現代人には特に必須なのではないでしょうか。

呼吸が浅くなれば血流が
低下する事も分かっています。

身体の隅々に酸素と栄養素を送り届ける
血流が低下すれば、

それだけで健康美容長寿に
デメリットが生じる事は、

火を見るより明らかです。

あらゆる物は繋がっています。

小さなリズムがやがて波となり、

その広がりが大きな波になり、

すべてが影響をし合っているのです。

呼吸ひとつ変えたからと言って
人生は変わらない

というのは理に叶っていません。

大きなリズムの中で人間も
活かされているのですから、

その中で自分なりのリズムと
同調させる事ができれば

身体は心地よく動いてくれるでしょう。

しかし環境を変えるのは容易ではありません。

体内リズムを正常にコントロール
する自律神経を整えるため

まずは意識的な呼吸で呼吸を整える、
ここから始めてはいかがでしょうか。

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