タンスに足の小指をぶつけるのはなぜ?人の重心バランスの特徴

タンスに足の小指をぶつけるのはなぜ?人の重心バランスの特徴
今回のテーマは、

タンスに足の小指をぶつける
のはなぜ?人の重心バランスの特徴

について紹介します。

痛みと聞くと何を感じるでしょう?

「苦痛」とか「できれば避けたいもの」とか、、

確かに痛い思いはしたくないというのが
通常の思いかもしれません。

頭痛や切り傷、腹痛や心の痛み…など

身体の痛みには色々な物がありますが、

足の小指を何かにぶつけた
時の痛みというのはなかなかのものです。

恐らくたくさんの人が
一度は経験したことがある痛みでしょう。

タンスの角などに足の小指をぶつける時に、

しばらくうずくまり、うなり声を
あげながら痛みが引くまでじっと耐える。。

そして、痛みが引いた後、

なんでこんな所にこんな
邪魔な物がおいてあるんだ!

とモノに八つ当たりしながら
腹を立てている人もいます。

逆にこうした失敗を繰り返して

「またやっちまった・・」

とその旅に自嘲的な薄笑いを
浮かべる人もいますが、

ここでちょっと考えてほしいのが、

一体そもそもなぜこうしたことが
起こるのでしょうか?

スポンサーリンク

タンスに足の小指をぶつけるのはなぜ?

タンスの角に足の小指をぶつける
なんてたまたまでしょう、

何か健康や長寿と関係あるの?

という意見が普通でしょうが、

実は体の声を聞く、
身体の重心バランスを取り戻す

という意味で需要なことなのです。

「なぜ人は足の小指をぶつけるか?」

こんなことを考える健康オタクは

私くらいのもので他にはこんなこと
真剣に考えている人はいないよな。

と思っていたのですが、

こうしたことを大学の実験として
データを取り、発表している人もいました。

その方の研究報告を読み
素直に納得したのですが、

その報告によれば、

人間はイメージしている
感覚上の足の位置と、

実際の足の位置に差があり、

イメージよりも外側に足を置く
傾向にあるらしく、

その結果、外側の小指が
障害物に当たることがあるそうです。

人間の身体というのは精巧で
精密で繊細なメカニズムが働いている

と思える一方で、実に
大雑把で適当な所もあります。

人の重心バランスと位置覚のズレ

人間には「位置覚」という
感覚が備わっています。

それは視野に頼ることなく、

自分の手足などの部位がどこに
どのようにしてあるかを認知する
感覚とも言えます。

先ほどの研究報告では、

こうした身体位置覚のズレが
小指の衝突の原因であると共に、

感覚のズレがどうしたら修正できるかも
示されていたのですが、

それは身体位置覚が身体各部の
慣性モーメントによって
知覚されているということに由来します。

専門的な話になるので、
読み飛ばして頂いても構わないのですが、

慣性モーメントというのは
物質が回転しやすいか、
しにくいかを表す概念です。

慣性モーメントは物質の重さと
回転軸からの距離によって変化しますが、

それが大きくなれば、回転に
大きな力が必要になるため、

回転しにくくなり、
小さくなれば回転しやすくなります。

ゴルフ好きの方なら
クラブ選びをする際に、

スペックに書かれているのを
見たことがあるかもしれませんが、

まさしくそれと同じことです。

足の小指をぶつけるのは危険のシグナル?

さらにこの実験では、

足におもりを付けた所、

イメージ上の足の位置と実際の
足の位置の差は修正されたそうです。

つまり、感覚より外に動きすぎる
足におもりを付け、

慣性モーメントを大きくして
足を動かすと、

感覚と動きが合致したのです。

そもそも人間の感覚には
このようにしたズレがあるわけですが、

こうしたズレは生活習慣によって
さらに大きくなって行きます。

つまり、

よく足の小指をぶつけるようになった…

という場合は、笑っている場合
ではない可能性もあります。

もしかしたら脳にちょっとした
問題があるかもしれませんし、

脳と体の連結がうまく行っていない、

注意シグナルのような物
と考えても良いかもしれません。

だからこそ普段から身体の重心や
バランスを整えておくことは重要ですが、

タンスの過度に足の小指をぶつける

この位置覚という概念は、
私が今まで感じてきた身体に対する
考え方のヒントになりました。

重心バランスと身体のゆがみ

例えばスポーツなどをする場合、

人間には軸足を利き足と言う
二つの役割分担があり、

基本的には左右どちらかに
それぞれの役割を負わせています。

サッカーでボールを蹴るという
事を考えると分かると思いますが、

軸足にやや体重をかけ、
軸として支え、

もう一方の利き足に動作をさせ
ボールを蹴り上げる。

こう言ったシンプルな動作を
考えると分かりやすいでしょう。

また普通に歩く時でも、

一歩ずつ軸足で支えながら
逆の足を降り出すという動作を繰り返します。

こうした動作の中で、

左右の足の慣性モーメントを修正し
バランスをとる為に、

おもりを付けるわけには行きません。

星飛雄馬のように足におもりを
付けて鍛えるならともかく、

日常生活において現実的な
対応策ではないでしょう。

また左右それぞれの足の重さに差が
あるから小指をぶつける訳ではないわけです。

ではどうすればこの間抜けな
事故を防ぐことができるでしょうか?

人の重心バランスを取り戻す方法

そのヒントは恐らく、

身体の重心バランスにあるでしょう。

私たちは普段当たり前のように
立ったり、座ったり、歩いたり…

を繰り返しているわけですが、

ほとんどの人が正しくこうした
動作をできているわけではありません。

二足歩行になった人間の宿命ですが、

縦に伸びた身体を二本の足で支え
動き続けるなかで、

左右前後のバランスは自ずと少しずつ
狂い始めて行くのです。

そして興味深いのが、

人間は無意識のうちのそのズレを
微調整してしまう能力を持っています。

だからこそ意識の下ではこうした誤差に
気づかないわけです。

意識では分からない物の
確実にズレは生じているわけで、

さらにその微調整の陰には必ず何か他の
身体の部位が代償運動を強いられています。

こうした小さな負担が積み重ねて行くほど、

身体は狂いを生じて行きます。

それがいわゆる「身体の歪み」と
呼ばれる物で、

傾いたり、ねじれたりする身体の
複合的な歪みが原因となり、

重心バランスに変化を来します。

そしてこの負担が大きくなるほど、

目に見える形、身体で感じる形で
痛みや凝りなどを乗じさせるのですが、

その前の小さな歪みで起きるのが

タンスの角に足の小指をぶつける

という事故になっているのでしょう。

それでは次回から、

今回の仮説を元に、

身体を整えるコンディションにより、

感覚を動作を一致させ、

健康美容長寿を取り戻す為に
何ができるか考えて行きましょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>