横隔膜呼吸のメリット効果、呼吸法での筋肉の意識的な使い方

横隔膜呼吸のメリット効果、呼吸法での筋肉の意識的な使い方
今回のテーマは、

横隔膜呼吸のメリット効果、
呼吸法での筋肉の意識的な使い方

について紹介します。

さて、前回まで紹介した、

生命の健康に置ける呼吸の
重要性ですが、

私たち現代人はどうしても
無意識に呼吸してしまい、

すると必然的に浅い呼吸となります。

浅い呼吸で直ちに体に悪い
影響が出るわけではありません。

だからこそ軽視されがちですが、

浅い呼吸の積み重ねはやがて
体調不良から健康を損なうことに
なりかねないのです。

ここでは正しい呼吸法のやり方を
考えてみましょう。

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呼吸に関する三つの筋肉を意識する

まず呼吸をするにも筋肉を
動かす必要があるのですが、

呼吸筋と呼ばれる呼吸に必要な筋肉は、

大きく三つに分かれます。

胸部呼吸筋、横隔膜、腹部呼吸筋、

という解剖学的名称で
区別されます。

「腹式呼吸」「丹田式呼吸」

など健康法では言われますが、

解剖学的には不正確な名称です。

そして

ステップ1.
胸部呼吸筋で吸い込み

ステップ2.
横隔膜で下げて止める

ステップ3.
腹部呼吸筋を使い吐き出す

これが理想的に正しい呼吸の
方法と言えるのです。

これら三相運動の各相に対応し、

胸部呼吸筋、横隔膜、腹部呼吸筋、

という筋肉の使い方を意識するほど、

全身の健康にメリットがある、

最も効率的に酸素が最大限に
摂取することができるのです。

100歳超えて元気になれる呼吸法

中でも横隔膜を使った
呼吸法というのがポイントで、

この呼吸法を提唱しているのは、

医師でもある塩屋信男さんです。

塩屋さんが「正心調息法」
と呼んだこの呼吸法は、

効果も高く、健康長寿に
非常にメリットがあります。

胸部呼吸筋で吸気を行い、
横隔膜で留気を行い、
腹部呼吸筋で呼気を行う、

という3ステップの運動は、

解剖生理学的に見ても
最も効率のいい呼吸方法でしょう。

塩屋先生ご自身も、

60歳から毎日この呼吸法を実践し、

75歳でエレベストに登頂、

100歳を超えても
執筆、講演、ゴルフを始め
スポーツを楽しみ、

その健康力と横隔膜呼吸の
効果を自ら証明したのです.

横隔膜呼吸のメリットと効果

「胸腹式横隔膜呼吸」

というのが正式な名称なのですが、

ここでは簡略化して「横隔膜呼吸」
と呼ぶことにしますが、

この横隔膜呼吸は、

酸素摂取量を最大化する
以外にも多くのメリットがあり、

副交感神経に刺激による
心臓保護作用効果、

呼気延長による脳内セロトニン分泌
及び精神安定作用効果、

胃腸マッサージによる
便秘予防効果、

骨盤底筋群の収縮による、
痔核、子宮脱予防効果

などさまざまなメリットがあります。

胸で吸って腹で吐くと言う
呼吸であればとても自然なので、

無意識のうちに誰もがやっている
ことですが、

横隔膜の筋肉の使い方を意識して
呼気を留める横隔膜呼吸は
少し特殊な運動なので、

適切な指導をうけないとなかなか
分かりづらいかもしれませんが、

慣れれば誰でも習得でき、
実際には簡単でシンプルなやり方です。

横隔膜と筋肉の意識的な使い方

牛で言えば「ハラミ」として知られ、
焼き肉好きには身近かもしれませんが、

普段あまり意識されない筋肉です。

しかし横隔膜と言う膜状の筋肉は、

人体の中で最大の断面積を誇る
重要な筋肉なのです。

外から見えないので、
普段は軽視されがちですが、

健康長寿を目指す上で
身逃がせない筋肉です。

この横隔膜というのは呼吸だけでなく、

循環、神経、消化、免疫、生殖と

広範囲に関わる人体の
隠れたエンジンのようなものですが、

多くの人はこの隠れた資産の
使い方を知ることがなく、

宝の持ち腐れになっているのです。

しかし、健康、美容、長寿の為に、

この不思議な臓器を意識的に利用し、

横隔膜呼吸を積極的に行うことで、

そのメリットの恩恵を最大限に
預かることができるのです。

呼吸法が変われば人生が変わる

この呼吸法を生活の
一部に取り入れるだけで、

人生はさらに充実するでしょう。

横隔膜呼吸というのは、

一見何の変哲もない
シンプルな呼吸法に見えますが、

脳への酸素供給量の増大を通じ
頭の冴えを良くします。

これは仕事にも勉強にも
大きなメリットがあります。

また副交感神経を刺激し、

ストレスを軽減されるので
心臓への負担を軽減します。

また呼吸回数そのものが減るので、

血中二酸化炭素濃度が増加し、
脳内のセロトニン分泌が刺激され、
心の安定をもたらします。

また活性酸素の被害を減らし、
各種病気の予防にもなります。

さらに白血球への酸素供給量の
増大や心の安定から、

免疫力が高まるので、

感染性や悪性腫瘍の予防ができる
健康体を作ることになります。

またこの呼吸法により、
胃腸が刺激されます。

上から横隔膜、下から骨盤底筋群

この二つに挟み込まれ
マッサージのような動きになる為、

胃腸に停留した血液を
心臓に送り返し、

消化器系の働きを改善し、
便通を良くします。

宿便などを排泄するデトックス効果もあり、

お肌が綺麗になるなど
美肌効果も生むでしょう。

体幹の最低部に位置し、
最も血液の滞留を生みやすく、

重力による効果傾向を持った
子宮や肛門の保護作用効果も備えています。

横隔膜呼吸の具体的なやり方

これだけのメリット、効果を
呼吸だけで高められるのです。

この呼吸法が普及すれば、

生活習慣病などを予防できる
真の予防医学にも貢献するはずです。

このやり方を実践するのに、

労力もお金も時間もかかりません。

では最後に具体的に
この横隔膜呼吸の具体的なやり方を
示しておきましょう。

『横隔膜呼吸法のやり方』

ステップ1.

まず、5秒かけて鼻から
空気を胸いっぱいに吸い込みます。
(呼気相、胸式呼吸)

ステップ2.

次に、息を5秒間留めます。
(留気相、横隔膜呼吸)

具体的には横隔膜を下げて
さらに肺を広げるのですが、

これに慣れるまでが最も難しい
ところであり、

この呼吸法の最大のポイントです。

横隔膜を下げるという動作は、

肛門を閉めながら下腹部に
力を入れるというものです。

肛門収縮と排便時のいきみを
同時におこなう感じです。

この日常生活でやらない、

一見相反する動作に、
横隔膜操縦のポイントがあり、

この呼吸法での筋肉の意識的な
使い方が効果を生みます。

ステップ3.

最後に十秒かけて鼻から
ゆっくり息を吐いて行きます。
(呼気相、腹式呼吸)

このステップで、徐々に、
吸う留める吐くの時間を伸ばして
行くと良いでしょう。

少しずつお腹をへこませながら
息を吐いて行くのです。

慣れるまでは少し辛いかもしれませんが、

それは普段使わない腹部の
呼吸筋が退化している為でしょう。

筋トレと同じで毎日続けることで、
だんだん慣れて行けば、

一ヶ月もすれば無理なく
行うことが出来るようになるでしょう。

横隔膜呼吸のメリット効果、
呼吸法での筋肉の意識的な使い方を
ぜひ参考にしてください。

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