脳・細胞全てに酸素を届ける呼吸と循環、浅い呼吸のデメリット


今回のテーマは、

脳・細胞全てに酸素を届ける
呼吸と循環、浅い呼吸のデメリット

について紹介します。

人体の循環というのは、

血液の流れのことで、

酸素を始めとするさまざまな
栄養物質を体内に運搬します。

心臓を第一のポンプとし、

手足の筋肉を第二のポンプとして、

血液は血管内を循環しています。

心臓は一秒に一回程度、
百年間も動き続ことができる
驚異的な筋肉細胞からなっています。

呼吸と循環こそが、

動物と植物の決定的な違いであり、

動物の生命活動を支える
原動力なのです。

だからこそ現代社会には
この適切な呼吸を邪魔する。。

喫煙やストレスによる浅い呼吸など
無意識で健康のデメリットとなる
習慣を持っている人も多く、

問題を引き起こしているケースが多いのです。

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細胞全てに酸素を届ける呼吸と循環

呼吸によって体内に取り込まれた酸素は、

循環によって細胞へと運ばれます。

体内にある60兆個の細胞
の中で最も酸素を要求するのが
神経細胞です。

そして神経細胞の集合体である
脳は、たった5分間の酸素供給が
途絶えるだけで、

不可逆的に壊死してしまうのです。

私たちが人生を充実させるには
脳のクオリティにかかっていますが、

それは、勉強よりも刺激よりも
栄養よりも、

酸素が大きな役割を担っているのです。

脳以外の、心臓の細胞であれば数十分、

腎臓の細胞であれば数日、

酸素供給が途絶えても生き延びる
ことが出来ます。

つまりこの仕組みを見れば、

人体で最も酸素を必要としている
脳細胞こそが、

精神の所在地であり、
人体に重要な場所である、

ということが分かります。

脳細胞と酸素と呼吸の関係

脳細胞に、絶えず、できる限り
最大量の酸素を送ることが、

生命の維持と、健康にとって
決定的に重要です。

反対に、生命の中心にある
精神の死亡が脳細胞の死なのです。

私たちの記憶を保持し、
記憶された情報の加工をする、

このやり取りこそが精神活動の
本質です。

この記憶という精神活動は、
脳細胞によって行われており、

この機能ももちろん人体の
循環の一部を担っているのです。

脳細胞の壊死は、精神活動の
部分停止を意味します。

法律的には脳死でも心臓が
動いていれば生きていると
定義されるのですが、

生産的な活動を健康の定義とすれば、

脳が死ねば健康も死ぬのです。

現代人が酸素不足を起こす原因

さて、そんな脳細胞を
壊死させる酸素不足を引き起こす

第一の要因が前に紹介した喫煙習慣です。

そして二つ目は、

無意識の浅い呼吸です。

喫煙の弊害の本質は、

慢性の一酸化炭素中毒であり、

血液中の酸素が減少し、
脳細胞への酸素供給が減り、

脳細胞が壊死してしまうため、
喫煙は害となるのです。

また喫煙習慣を持たない人も、

無意識に呼吸をしている限り、

その呼吸は浅い胸式呼吸に
移行してしまいます。

この浅い呼吸は喫煙ほどではないにしろ
デメリットは多く、

軽度の酸素不足を引き起こし、

脳細胞の破壊までは至りませんが、
その活性は間違いなく低下させます。

浅い呼吸から意識的に脳に酸素を
なるべくたくさん送ることが、

健康法の一つの軸になるのです。

健康・長寿・美容の基本なのです。

脳の酸素化は生命維持の
第一条件だからです。

浅い呼吸のデメリット

生命というのは、炭素と酸素が
結合する際に発生した

エネルギーを元に活動します。

つまり人間は鼻から酸素を、
口から炭素を摂取するのですが、

この二つの孔は隣接しているので
混同されやすいですが、

鼻は呼吸器官、
口は消化器官です。

呼吸は大気中の酸素が血液中の
ヘモグロビンまで移行する外呼吸と、

ヘモグロビンから各細胞まで
移行する内呼吸の結合です。

人間が意識的に作用を及ぼし
コントロールできるのは外呼吸まで、

しかも外呼吸のほとんども、
自律神経によって無意識に進行します。

だからこそ浅い呼吸が普通に
なってしまうのです。

この少しのデメリットの積み重ねが
日々のクオリティを下げるのです。

ここで意識的に呼吸する
というシンプルなアイデアが、

健康法だけでなく宗教や哲学の
テーマになっているのです。

呼吸法を無視する現代人のデメリット

世界には各種さまざまな
呼吸法というものが存在します。

現代医学、西洋医学にある
呼吸法は極めて貧弱と言えるでしょう。

呼吸の大切さを説くお医者さんは
基本的にいません。

東洋の存在する呼吸法の起源は、

そのほとんどがインドにあるようです。

東洋の宗教は呼吸法の
歴史という一面があるように、

インド、中国、日本の宗教家たちは、

インドに起源を持つ呼吸法を
研究してきました。

しかし現代人の多くは、呼吸について
不正確な理解がある気がします。

酸素を吸って二酸化炭素を吐く…

これが呼吸だから「呼」と「吸」の
二相運動である、

という認識が一般的ですが、

この二相運動という認識は
実は誤解であり、

これが浅い酸素による低酸素の
デメリットの原因となります。

健康長寿を実現する呼吸法の極意

吸った息をすぐ吐いてしまうと、

吸った酸素はそのまま体内に
取り入れられずに出て行ってしまうからです。

これが浅い呼吸のデメリットです。

気管と肺には「死腔 dead space」
というものがあり、

成人なら吸った酸素の3分の1は
血液まで届かずに、

そのまま空気中に吐き出されて
しまいます。

給料の3分の1が、手取り前に
自動的に税金として徴収されている
ようなものです。

「呼吸とは空気中の酸素を体内
60兆個全ての細胞に届けること」

という定義を採用すれば、

呼吸と循環に対する認識は改まります。

呼吸法というのは色々と
複雑に考えたら混乱しますが、

まずは、

呼吸を吸って吐くと言う
二相運動ではなく、

吸って止めて吐く

という三相運動であると言う
認識を持つことが基本中の基本なのです。

ステップ1.
空気中の酸素を吸う、

ステップ2.
肺胞内の酸素を血液に
移行させる時間を作る、

ステップ3.
体内で産出された二酸化炭素を吐く、

この三つのフェーズで
呼吸運動をする事は、

呼吸の正確なやり方であり、
また長生きの秘訣なのです。

脳・細胞全てに酸素を届ける
呼吸と循環を理解した上で、

次回は呼吸法について
詳しく考えて行きましょう。

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