自然のリズムと人工的な生活リズム周期の乱れでストレスが溜る


私自身も現在は、
都会で暮らしているわけですが、

自然のままの生活って何?

と思ってしまうほど当たり前に
人工的な環境で暮らしています。

これが不自然とは思えないほど、
当たり前になっています。

私の知り合いの心療内科の
先生の元には、

様々な悩み、ストレスを
抱えた患者さんがやってきます。

そんな人たちと長年接してきた
経験からその先生は、

ストレスを貯めてしまう人の
生活にはある共通点があると言います。

「ストレスを溜める人は
自然のリズムから離れて生活しています。

離れている人ほどストレスを溜めやすい、
これはもう間違いない傾向だと思います。」

自然のリズムと人工的な生活リズム

自然のリズムというのは、

1日とか一年と言った

自然界のサイクルとして
存在している周期の事です。

朝、太陽が昇って夜に日が沈む
のが一日のサイクルで、

春夏秋冬という式の変化を
一巡りするのが一年のリズムなど、

こうしたリズムがあります。

しかしこれに対して、

人工的に決めたサイクルもあります。

例えば、一週間と言う
サイクルはどうでしょう。

7日で一巡りする中に
ウィークデーが5日と休日が二日
あるわけですが、

これは自然界がそうなっている
訳ではありません。

もし月が7日周期で満ち欠けするとか、

土日は太陽が青くなるといった
変化をするならこれも
自然のリズムでしょうが、

実際にはそう言うわけではなく、

太陽も月も平日と
週末を区別する事なく動いています。

7日ごとにカレンダーの
色を変えるとしたのは、

あくまで人為的な約束事です。

自然のリズムの乱れでストレスが溜る

もちろん、5日働き
2日休むというのは、

古代の人たちが考えてきた
効率的なやり方かもしれませんが、

こうした人工的な周期が
生活のベースになってしまうと、

ストレスを溜めやすいのです。

現代人にありがちなのは、

仕事や学校がある平日は
比較的規則正しい生活リズムで
過ごしているのに、

週末になるといきなり
夜更かしして、

翌朝に爆睡するパターン、

でも「週末」というのは
自然のリズムではないわけですから、

平日と週末の生活サイクルに
極端な差があると、

たとえ睡眠時間は足りていても、
ストレスを溜めやすくなるのです。

さらに現代人には、

電気がありテレビがありパソコンがあり、

クーラーがあり、コンビニがあり、
車など便利な移動手段もあります。

自然の暮らし、自然なサイクルの生活

から見れば極端なほど
人工的な生活と言えるでしょう。

遺伝子レベルで言えば
こうした自然のリズムと
人工的な生活リズム周期の乱れで

少しずつストレスが溜る
ようになってしまっているのです。

体内時計とストレスの関係

なぜそうなるのでしょうか?

実は私たちの古い脳には

一日の周期のリズムが
刻み込まれているのです。

体内時計と呼ばれる
メカニズムがありますが、

この仕組みによって体温や血圧、
血糖値などが24時間サイクルで
ゆっくりと変動します。

例えば、体温を見てみると、

夜中から朝にかけて体温が
上昇し始めます。

日がのぼってからも上がり続け、

ピークを迎えるのは午後二時ごろ、

そこから下降に転じて夜を迎え、

翌朝が近づく頃には
また上昇し始めます。

そしてこの変動と同調するように、

人間は朝になると目が覚めて、
よりになれば眠くなる、

そんなサイクルを毎日
繰り返しているのです。

自然のリズムに合わせ
こうした体内時計は働いているのです。

このサイクルを制御している
体内時計のセンターは、

古い脳の中、視床下部に
備わっているのです。

つまり古い脳が作り出す
リズムに全身が同調しているのです。

この仕組みに少しずつ
ギャップが生まれる事に対する
反応がストレスとして現れます。

人工的な生活リズム周期のデメリット

そしてこの体内時計は、

毎朝、目覚めた時に
目から飛び込む太陽の光によって
時刻合わせをしています。

体の中に備わった時計が
作り出すサイクルは、

放っておくと1日24時間より
ちょっとだけ長くなってしまうそうですが、

それを太陽の光で日々補正し
調整する仕組みになっています。

つまり古い脳のリズムは

自然のリズムを司る
太陽のリズムと直接繋がっているのです。

このリズムに合わせて脳は作られた、
進化したと言って良いでしょう。

そこで週末ごとに
夜更かしをするように

人工的な生活リズム周期が乱れる
生活をしていると、

体内時計の自然なリズムを乱し、

古い脳には我慢を強いる事になります。

そんな我慢をさせられる古い脳は、
慢性ストレス状態と言って良いでしょう。

すると日々の生活でも
ストレスが溜りやすくなります。

ちょっとしたイライラが長引き、
積み重なって行けば

それが自律神経を通じ
心身の不調に繋がります。

逆に、自然のリズムに
できるだけ合わせて生活をすれば、

ストレスは貯まりにくいと言います。

この心療内科の先生の指摘は、

新しい脳優勢に流れがちな
現代社会において、

私たちが何を大切にして
生活すれば良いのかと言う
指針を示してくれているように思います。

刺激的な情報が大量に流通するのも、

生活の中から自然の影響力が
減ってしまうのも、

現代においては抗い難い傾向です。

だからこそ、新しい脳と古い脳の
バランスを取り戻して、

両者の関係を修復する手立てを
我々は意識して実践して行く必要があるのです。

自然のリズムと人工的な生活リズム
周期の乱れをできるだけなくす
工夫が必要になってくるのです。

そうして始めてストレスが溜る
快調な健康体を取り戻せます。

では次回は具体的にどうすれば
バランスをとる事ができるのか、

その方法論を考えて行きましょう。

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