神経症になる現代人がストレスを抱える脳と体へのデメリット


今回のテーマは、

神経症になる現代人がストレスを
抱える脳と体へのデメリット

について紹介します。

前回紹介した、

現代社会の文明の発達により

新しい脳が優位になり古い脳が
何もできなくなりつつある現状で、

心や体に不調や問題が
起きてしまうわけですが、

もう一つ解説しておきたい
トピックがあります。

以前に紹介した肩こりのテーマで、

「空耳系の凝り」という
事例を紹介しました。

整体師さんが筋肉に触れると
特に凝ってはいないものの、

本人の自覚症状としては凝って
いるように感じるという状態です。

これも現代人特有の症状ではないでしょうか。

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神経質から来る脳と体へのデメリット

凝っているのに自覚がない
「隠れ凝り」タイプとは逆の姿ですが、

この空耳系の状態も、

現代社会特有の我慢ストレスが
大きく関わっていると思います。

空耳系の状態は精神医学の
用語で言えば、

「神経症」という病態に
近いと言います。

「神経症」というのは
古典的な医学用語で、

強迫性障害やパニック障害など
病気を大まかに総称する言い方です。

具体的には、

「外出した後、ドアの
鍵やガス栓を締めたかどうか
気になって何度も引き返す」

「身体の汚れが気になって仕方ない、
入浴やシャワーを繰り返す」

と言った症状が代表的で、

普通の言葉で言えば、

「度を超した神経質な状態」

と言えるでしょう。

これも自然のワイルドな
感覚をなくした

現代人がストレスを抱える事による
脳と体へのデメリットです。

神経症になる現代人の特徴

そう言われてみれば、

身体は対して凝っていないのに

「あそこが凝った」
「こっちが痛い」

などと並び立てるような人が
もし目の前にいたら、

「ちょっと神経質すぎるんじゃない?」

と一言言いたくなる気もします。

空耳系の凝りの典型的なイメージです。

もちろん神経症になるまで
の人ばかりではないのですが、

現代は多かれ少なかれ多くの人が
神経質になっている傾向があります。

それがひどくなれば
心と体に症状がでる

神経症にまで発展します。

凝りを自覚できない隠れ凝りは

体の声が聞こえない
=心身症的な状態

と説明しましたが、

古い脳が発する体の声を
新しい脳がキャッチできないわけです。

なぜキャッチできないのかの
説明として我慢ストレスと言う
状態を想定し、

それによって新しい脳は
古い脳からに逆ブレーキが
かからなくなって暴走し、

古い脳が破綻する、
と考えてきたわけです。

我慢ストレスを抱えると神経症になる

時々、実際には火事はないのに、

火災報知器が誤作動してなる事があります。

大きくて非常に不快な音を
出すわけですが、

もちろん実際に煙がでているなら
早急に消火活動をしなければ
ならないわけですから、

命を守る大切なシグナルです。

しかし、原因もないのに誤作動で
鳴れば迷惑以外何ものでもありません。

ここで暴走する新しい脳が、

空騒ぎの一環として
「凝った感じ」という存在しない
感覚を引き起こすと考えれば、

空耳系の凝りと言う
現象とも一致するのです。

つまり、どちらもベースに
あるのは我慢ストレスで、

その為に新しい脳と新しい脳の
関係がおかしくなっているのです。

つまりここから

「古い脳が我慢させられて破綻した」

という不具合が強く現れれば
心身症的な状態、

「新しい脳が暴走した」

という不具合が強く現れれば
神経症的な状態、

と考えられるのです。

神経症も心身症も原因は同じ?

都合のよい解釈に聞こえる
かもしれませんが、

根拠がないわけではありません。

精神科や心療内科の臨床現場
でよく使われる

「選択的セロトニン再吸収阻害薬」
(SSRIs)

という薬があります。

これは脳の中で働くセロトニンを
減らさないようにして、

セロトニン神経の働きが
強くなったのと同様に状態を
作り出す薬です。

かなり恐ろしい副作用を
起こすと言われるので

個人的には飲まないでほしい
と思っているわけですが、

ここでそのメカニズムの
解説の為に例を出します。

この薬はうつ病の治療薬
として知られます。

臨床現場の医師に話を聞くと、

心身症や神経症の治療にも
しばしば使われていて、

どちらに対してもかなり効果が出る
場合も多いと言います。

ということはつまり、

心身症と神経症の両者
(少なくともその一部に)

「セロトニン神経の働きが弱る」

という共通の要因が関わっている
可能性があるわけです。

ストレスを抱える脳と体へのデメリット

我慢ストレスが脳と体への
デメリットを感じ続けて、

セロトニン神経の働きが乱れると、

心身症、或は神経症

どちらかに症状がでるわけです。

表裏一体のようなものです。

体の声の受け止め方としては
まるで逆に見えるに種類の病気ですが、

その根っこには同じような
問題が潜んでいるのかもしれません。

もちろん医学的な見解を
素人が述べるのは危険なので、

あくまで参考として
この辺りで辞めておきますが、

今の現代社会の世の中を見渡すと

慢性ストレス下で、

神経症的な方向に心身のバランスが
傾いてしまったのではないかと

思いたくなる姿の人も、
少なからず見受けられるように思います。

そして、その解決策も
危険な薬剤で一時しのぎではなく、

根本状態から体の声に耳を傾け
始める事からやっていくのが、
得策なのではないでしょうか。

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