自然の営み、摂理に合わせた脳や健康、不健康を作る現代社会

自然の営み、摂理に合わせた脳や健康、不健康を作る現代社会
今回のテーマは、

自然の営み、摂理に合わせた
脳や健康、不健康を作る現代社会

について紹介します。

人間の生活の中に自然の
影響力がもっと多かった時代、

古い脳が活躍する機会は
現代よりずっと多かったはずです。

例えば、

急に気温が下がるとか、
雨が降り出すと言った気象の変化は、

人間がスイッチを入れて
起こすわけではありません。

人智を越えた所で
起きる現象がまずあって、

人間はそれに対応するしかなかったのです。

そう言う時には、

古い脳が持つ対応能力が活躍する、

いいえ、せざるを得ないのです。

野生の動物と同じく、
生存の為に活躍する脳です。

もちろん新しい脳もその中で
色々と考えていたでしょうが、

あれこれ思案して分析する前に
とにかく動かなければ生きられません。

その現実が目の前にあれば
主役は自ずと古い脳となります。

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自然の摂理が消えると不健康になる

ところが、突発的な
自然の営みに振り回されてばかりでは、

新しい脳は不快を感じます。

人間たちは力を合わせ、考える事で
自然の摂理に対抗しようとしたのです。

気象学を発達させて
天気予報を作りました。

現代社会では分刻みで
精度の高い予報がでて、

それを携帯電話からチェックできます。

さらに頑丈な家屋や
エアコンのお陰で

外が嵐でも大雪でも炎天下でも、

室内で快適に過ごせるよう
になりました。

お腹が空いたら、
冷蔵庫の中で保存していた
食料を食べる事もできます。

もっと言えば電話を使って
宅配サービスを頼めば、

一歩も外に出る事なく
30分以内には温かいピザや
美味しいワインが家に届き、

食事を楽しむ事ができるのです。

現代社会は実に快適な世の中です。

しかし、その快適さに慣れきり
不健康になっている事にも
私たちは注目しなければ行けません。

不健康を作る現代社会

こうした現代社会では、

古い脳の出番は激変してしまいます。

汗をかく仕組みも身を縮める
仕組みも滅多に働かなくなります。

体の中のホメオスタシスが
乱れてくるのです。

自然の営み、摂理に合わせた
生活は現代社会は減ってきました。

例えば、以前に紹介した
感情の健康を司る

セロトニン神経ですが、

このセロトニン神経を活性するには

「リズム運動」だけでなく、

太陽の光を浴びる
「スキンシップをする」

という方法もあります。

興味深い事にこの三つの条件は
全て自然に近い環境で
生活していれば、

ごく当たり前のように実現されるのです。

朝は日の出と共に目覚め
(太陽光を浴びる)

日中も光を浴びながら自分の足で歩き
(リズム運動)

日が落ちたら家族や仲間が
身を寄せて眠る
(スキンシップ)

…かつての時代にうつ症状は
なかったのでしょう。

つまり自然の営み、摂理から
ズレが生じた現代社会の生活が

うつという症状を引き起こしている
と言えるでしょう。

心と身体のバランスを崩す現代社会

現代社会でも自然の中で
キャンプなどをすれば、

かなり近いものを体験できるでしょう。

自然の営み、摂理に合わせた
生活を取り入れるほど、

脳や健康も高まってくる事を
実感します。

セロトニン神経は古い脳(脳幹)
に属する神経群で、

新しい脳の過剰な働きを
抑える事ができます。

ですから、自然に近いところで
暮らしていた当時の人間の頭の中では、

お恐らく新しい脳の働きは
今よりもっと控えめで、

その分、古い脳が活躍していたはずです。

そんな環境で実現されるバランスが、

心のホメオスタシスにとって
本来ちょうどいいのだろうと
想像できます。

神経、血液循環、免疫力、ホルモンなど
身体のバランスも同じでしょう。

なぜなら人間という生物自体、
自然の営み、自然の摂理に合わせて
作られたのですから。

現代社会が持つジレンマ

ただ現代の人工的な
文明が発展した快適空間では、

先ほどの三条件もなかなか
満たされません。

古い脳の頼みの綱とも言える
セロトニン神経が十分な力を
発揮できず不健康になる…

これが今の世の中なのでしょう。

まして、昨今のネット上に出現した
バーチャルな情報世界などでは、

新しい脳の独壇場なのです。

古い脳はほとんど何も
できなくなるのです。

体の声は全く聞こえません。

いいえ、その存在すら
理解されないのかもしれません。

これから私たちが健康、
美容、長寿などを目指す上で、

こういう風なジレンマがあると言う点を
見逃さないでほしいと思います。

快適さや便利さを追求してきた
社会全体の変化が古い脳の
出番を減らし、

新しい脳一辺倒に傾きつつある
のが現代の状況と言えるでしょう。

自然の営み、自然の摂理に
合わせた生活がなくなりつつある…

そう言う環境の中で、

新しい脳が暴走気味にあれこれ
考えて固定化してしまう

「居着き」という現象が、
かつてないほど多発するようになったのです。

対照的に古い脳の言い分は
省みられにくくなり、

「我慢ストレス」が蔓延しているのです。

今の世の中では、こんなことが
起こっているのではないでしょうか。

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