ユダヤ人式営業、セールスに関する考え方、売るスキルの価値


前回紹介したように交渉、契約に
伝統的に優位性を持つユダヤ人ですが、

そのスキルのパワーが大いに発揮
されるのがセールスの場でしょう。

ビジネスにとって
営業活動、セールス活動は
切っても切れない関係にありますが、

セールスというのは
簡単なものではありません。

なので苦手意識を持つ
日本人は多くいると思います。

学生の希望就職先でもいつも
営業職は不人気だったりします。

しかし、

ユダヤ人の多くは営業活動を得意とし
好んでやる人が多くいます。

それもそのはず、

実際にお金が動くのはセールスの場面

だからです。

ベストセラーとなった本田建さんの
著書『ユダヤ人大富豪の教え』

(あの本はフィクションの
部分も多いようですが)

においてもメンターのゲラーさんは
セールスの重要性を説いていました。

ものを売る事スキルがある事は、
ビジネス界でかなり優位になります。

売るスキルがある事のメリット


セールスの良い所は、

既に存在するものを売るのであり、
新しく生み出す必要がない事です。

体1つでやることができ、

失敗しても失うものは何1つ
ないのです。

お金がない人も、頭を使えば
ビジネスを始めることができます。

まさに流浪の民であるユダヤ人に
うってつけのスキルと言えます。

例えば、何かの仲介をしたり、
誰かのプロモーションをしたり、

イノベーション、商品開発をしなくとも
営業活動のみで富を築く事もできます。

逆に言えば、どれだけ優れた
商品やサービスがあっても、

セールスがなければ
売り上げは出ないという事です。

交渉し、契約し、お金が生まれる。

そのお金が会社の血液となり
ビジネスは回るのですから、

ビジネスの根幹に関わる
たいへん価値のあるスキルです。

ユダヤ人にとっても

セールスのスキルさえあれば
何時でもビジネスを始める事ができる
大切なスキルと考えます。

我々も参考にすべき考え方でしょう。

誰か他人をプロ―モーションしたり、
他人の商品をセールスする、

仮に成功率は低くても、

自分の気に入った人や物を楽しみながら
プロ―モーションすることで、

失敗しても失うものはないですし
スキルは将来独立した時に役立ちます。

例えば、

ビートルズのマネージャーとして
彼らの売り込みをしたのも

ブライアン・エプスタインという
ユダヤ人です。

何度断られてもビートルズを
セールスし続け、

その結果、プロデューサーに認められ、
ビートルズは世に出る事に成功します。

神に対しても果敢に交渉する


そうです。

セールスなしではビートルズの
成功もなかったかもしれません。

が、しかし…

日本では営業職やセールスマンの
仕事はあまり人気がないようです。

それは積極性や勇気など
メンタルにも関わっているでしょう。

さて、

ユダヤの説話にはこんな話があります。

セールスや売るスキルを高める為に
参考になる話です。

神:
「ソドムの街は悪人で満ちておる。
すべて焼き払わねばなるまい」

アブラハム:
「神様、少し待ってください。
もしソドムの街に50人善人がいれば、

神様は善人も悪人も一緒に
お焼きになるつもりですか?」

神:
「いや、そんなことはない。
街全体を焼き払う事はせぬ」

アブラハム:
「私アブラハムは神様から見れば
とるに足らないクズのような人間です。

そこで失礼を承知でもう1つだけ
質問してもよろしいでしょうか。

先ほど50人と言いましたが、

それより5人ほど少ない場合、
どうなるのでしょうか?

あまり変わらないと思うのですが…」

神:
「うーむ、、45人くらいなら。
その45人の善人の為に街を救おう」

アブラハム:
「分かりました。せっかくなので
もう1つだけ質問させてください。

今、45人と言いましたが、

40人なら街をお焼きになるのですか?

それが神の正義というもの
なのでしょうか?」

神:
「うむ。40人でも善人がいるなら、
ソドムの街を救ってやろう」

アブラハム:
「神様、私は自分でも少し
くどい人間と自覚しています。

ここでお怒りにならずに
もう1つだけ聞いてください。

40人から10人欠けて
30人の善人がいれば、

街全体を焼き尽くすおつもりですか?」

神:
「いいや、30人いれば街を助けよう」

こうしてアブラハムは、
粘り強さを持って神と交渉し、

最終的には10人の善人がいれば
街を焼き払わないという約束を
取り付きえたのでした。

営業、セールスのコツは諦めない事


この格言、教訓になった元は
聖書の一節にある、

悪徳に満ちた街ソドムを
神が滅ぼそうとするが、

ユダヤ教の始祖であるアブラハムが
神と交渉をし辞めさそうとする話です。

聖書にはこうした調子で、

アブラハムは自分をクズだと
くどい男だとへりくだりながらも、

決して諦めず、巧妙に神と
交渉の場に引きずり出す様子が、
事細かに記されています。

50人の善人がいれば助ける

という最初の約束から、

10人まで交渉を続け神様の譲歩を
勝ち取るという話なのですが、

つまり、

粘り強い姿勢、諦めない姿勢は
営業、セールスでも大切な事です。

聖書では、交渉に骨を折った
アブラハムと裏腹に、

結局10人の善人もソドム
にはいなかったようで、

結局、神の怒りに触れ
街は焼き払われてしまうのですが、

この話から学べることは、

まずは

「どんな相手であっても
諦めずひるまず立ち向かえ」

という勇気でしょう。

相手が神であっても、誰であっても
勇気を持って交渉するという姿勢は

セールスという売るスキルに
必要な価値観と言えるでしょう。

ユダヤ人セールスマンの成功の秘訣


『中卒の組立工、NYの億万長者になる』

という本の著者である大根田勝美さんは

中学卒業後、オリンパスでカメラの
組立工として働いていたそうですが、

海外駐在員になる夢をかなえて渡米、

オリンパスで合弁会社を
立ちあげたりしていた頃、

あるユダヤ人に話しかけられたとの事。

「俺は超一流のセールスマンだ。

お前がオリンパスをやめて新会社を
作ったと言うから会いに来た。

俺には三人の部下もいるし、
これから俺がお前の商品を売ってやる」

大根田さんはブルックリン生まれの
ユダヤ人と組む事にしたそうです。

そのユダヤ人の、人や商品の
情報網交渉能力

大根田さんの資金収集力やビジネスを
進める技量が相乗効果を生み

彼らのビジネスは成功に繋がります。

やはりセールスは成功に必要な
価値の高いスキルなのです。

果敢に営業するユダヤ式セールス



そして「オファー」というのが
ビジネスにとって重要です。

つまり提案です。

「○○をあげるから△△を下さい」

物々交換をしていた時代から
変わらない経済活動の本質です。

セールスが上手い人は
オファーをするのが上手なのです。

このスキルがあれば世界中で
ビジネスチャンスは広がります。

逆に、この売るスキルがなければ
どれだけ良い商品、サービスがあっても
認知されず、チャンスも生まれません。

ウォーレン・バフェットに

「会社を買って欲しい」

と手紙を送って買収してもらったのは

イスラエルのIMC社の会長でユダヤ人の
エイタン・ヴェルトハイマーです。

バフェットはそれまで海外の
企業買収をした事なかったのですが、

この買収の成功をきっかけに

バフェットはヴェルトハイマーの
案内で韓国に行ったり、

日本のタンガロイ社の買収をするなど
海外企業の投資を始めたのです。

そのきっかけを作ったのは、
ユダヤ人式セールスがあっての事です。

断られても失うものはありません。

売るスキルはビジネスマンに
必須のスキルです。

良いものをおススメするというセールス
であれば相手のためにもなるのです。

それが会社の利益につながり、
経済の発展にもつながるのです。

我々も果敢に営業活動、
セールスにチャレンジし、
自分の価値を高めていきましょう。

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