心や感情が麻痺し自分の感覚に気づかない失感情症の原因と対策

心や感情が麻痺し自分の感覚に気づかない失感情症の原因と対策
今回のテーマは、

心や感情が麻痺し自分の感覚に
気づかない失感情症の原因と対策

について紹介します。

さて、健康長寿に
重要な役割をする

「体の声」ですが、

この声を発するのが、

脳幹や視床下部、それに
大脳辺縁系と言った古い脳でした。

そして声をキャッチするのが

大脳皮質と呼ばれる新しい脳、

この二つの脳のコミュニケーションが
関わっているのですが、

こうした新しい脳と古い脳の間に
ミスコミュニケーションが生じ

「体の声」が聞こえない…

という状況に陥るケースでは、
心身症に至ると言う例を
前回紹介しました。

この考えを裏付ける
興味深い事例があります。

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自分の感覚に気づかない失感情症

心身症というのは多くの
病気の総称でしたが、

患者さんの症状は様々です。

ある人はストレスがかかれば、

お腹が痛くなる人もいれば、
咳ができる人もいて、
髪の毛が抜ける人もいます。

色々な症状が出るのですが,

こうしたメインの症状とは別に

多くの心身症の患者さんは
ある共通の症状があるそうです。

それが、

「失感情症」

と呼ばれるものです。

始めてこの言葉を聞いたとき、

「感情が失われる…
というのはどんな状態だろう?」

とイメージができなかったのですが、

通常心の中に喜びも怒りも
湧かないという状態は想像しにくいです。

それは一体どういう気分かと
疑問がわきます。

感情が失われる症状?

しかし実際には失感情症に
なった人は、

感情が失われる訳ではないそうです。

例えば、

言われもなく罵倒されたり
約束を反古にされるなど、

怒って当然の状況に直面したとき、

生理的にその人の中にはちゃんと
怒りが発生しているのです。

なぜそれが分かるかと言えば、

顔が赤くなったり、
呼吸が荒くなったりするからです。

つまり体は素直に怒っている、

しかしそこに怒りを伴う
不快な感情があるという事に、

本人は気づかないという症状が
失感情症なのです。

まさに体と心が一致しない
脳のミスコミュニケーションが
及ぼす症状と言えます。

心や感情が麻痺する失感情症の原因と対策

失感情症の患者さんは、

自分の感情に気づかないので、
感情を言葉で表す事も苦手です。

だからはたから見れば、

「この人には感情が無いのか?」

と思えるほど感情表現
平板になると言います。

まさしく「体の声が聞こえない」
メカニズムが働いています。

怒りに伴い起きた体の変化を
意識がキャッチできないのです。

そのためこの症状は
別名「失体感症」と呼ぶ事もあります。

実際に

「お腹が空いた」「疲れた」

という体で感じる感覚にも
気づきにくくなると言います。

そしてこれは以前に紹介してきた、

あくびが出ない、肩こりに気づかない
便秘症、冷え性などに、

似ていると感じてきます。

失感情症の原因も始めは
小さな心の声を無視することから
始まるのです。

自分の感覚に気づかないのはなぜ?

パソコン作業にのめり込むうちに
自分の肩こりに気づかなくなるように、

自分の感情に気づかなくなるのです。

私自身も時々経験していますが、

大きな仕事にのめり込んでいる
最中というのは気が張っているので、

対策をする事も怠り、
つい頑張ってしまいます。

すると肩こりも何も感じないのに、

一山越えてほっとする
一気に疲れが出てくる…など、

熱を出して寝込む事もあります。

そこまで精を出して
心も体も疲れているのに
気づかないわけです。

便意やあくびの感覚も
鈍って行くような気がします。

同じように心や感情が麻痺すると
自分の感覚に気づかないようになり、

そしてそう言う時には、

テレビのお笑い番組を
見ていてもあまり楽しくないし、

ドラマや映画を見て感動して
が出る事もありません。

まさに感情の麻痺が起きている
と、後で振り返ると気づきます。

失感情症の原因と対策

こうした気を張って、
体の感覚や感情的な事が
感じられない状態が、

慢性化し、それが習慣化し
当たり前になって、

何年も続いてしまう…

そう言った想像をすると、
失感情症という状態の一端が
イメージできるのかもしれません。

もっとも医学的に病的と
認められる失感情症の原因の
成り立ちには、

幼い頃に育った環境や
親との関係なども深く
関わっていると言われます。

ですから、パソコンの前で
肩こりに気づかないだけで、

即、失感情症というわけではありません。

しかし病的なレベルに
行かないとしても、

失感情症的な方向に
心身のバランスが崩れた状態

という見方は成り立ちます。

則ちそれは健康美容長寿に
弊害があるという事です。

そしてそんな状態を長期的に
渡り放置ししてしまえば、

その先に心身症と言う病気が
待っている…

こんなストーリーが見えてきます。

心や感情が麻痺すればするほど
自分の感覚に気づかない
失感情症の原因となり、

それが悪化して行くわけです。

体でも心でも早いうちであれば
まだ対処できるのです。

だからまずは早めの対策と共に、

なぜ体の声が聞こえなくなるのか?

を考えなければ行けません。

そしてここに大きく関わるのが
ストレスなのですが、

次回ストレスが心身にどんな
影響を与えるのか?

もう少し深く考えて行きましょう。

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