筋肉が固まるが自覚しない隠れ肩こりの心理的要素と体のサイン


今回のテーマは、

筋肉が固まるが自覚しない隠れ
肩こりの心理的要素と体のサイン

について紹介します。

あなたはコミュニケーションが
得意ですか?

私たちは例えば同じ
日本語を使う日本人同士、

言葉を理解するのだから
意志の疎通は簡単だ…と
思うかもしれませんが、

実際に廃止の疎通は難しいです。

言葉のやり取りだけでは
お互いに誤解を招く事もあります。

実はコミュニケーションは
簡単なようで奥が深いのですが、

体の中のやり取りも
実は似たような事が言えます。

体の声を発するのが、

脳幹や視床下部、それに
大脳辺縁系と言った

古い脳と呼ばれる部位です。

そしてそれをキャッチするのが、
大脳皮質と呼ばれる新しい脳、

では、

「体の声が聞こえない」

という状況で、

新しい脳と古い脳の間に
どんなコミュニケーションが
起きているのでしょうか。

この問題を考える糸口となるのが、

医学の知識よりむしろ
心理学の世界だったりします。

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肩こりの心理的要素と体のサイン

整体やマッサージの専門家
が言うには、

現代人の肩こりというのは、

筋肉が凝ると言う現象
だけでは説明できないで、

心理的な要素がとても
多いと言います。

そして筋肉が固まる肩こり
というのは、

体の血流などの
不調を伝えるサインだけでなく、

心理的要素としての心のサイン
であるケースも多いわけですから、

健康長寿を目指すにあたり
十分注意しなければないません。

理学療法士で心理学の
専門家である

セラ・ラボ代表の
山口光圀さんという人がいますが、

彼は4つのカテゴリーで
現代人の肩こりを捉えています。

グラフの縦軸に
肩の筋肉の固さがあり、

「固く凝っているな」と
感じるほど上の方に相当し、

横軸に自覚症状の強さがあり、
右に行くほど「肩が凝った」
という実感がある

というグラフを想像してみて、
4つの領域に区切れば、

左下のマスが

「筋肉は固くなく自覚症状も無い」

という状態に当たります。

これは肩が凝っていない
健全な姿と言えます。

一方、右上のマスは、

「筋肉が固く、自覚症状がある」

という状態ですが、
いわゆる一般的な肩こり症状です。

健全な状態ではないですが、

適切に対処すれば良い
という意味では、

素直に納得できるでしょう。

筋肉が固まるが自覚しない隠れ肩こり

ところが、現代人特有の問題で、

理性療法士として
多くの人の体に触れた経験から、

この二つのカテゴリーから
外れた人が多くいると言います。

その一つが、左上の

肩の筋肉は固く凝っているのに
自覚症状が無い人、

これがいわゆる

「体の声が聞こえない」

と言う状態に当たります。

体は凝っているのに、

自覚症状、つまり意識では
それを感じていないのです。

山口さんはこれを
「隠れ凝り」と呼んでいます。

逆に右下のように、

肩に触っても筋肉は
特に凝っていないのに、

まるで凝ったような自覚を感じる
「空耳系」の肩こりもあるようです。

こうした不健全な隠れ肩こりは
体と心のサインを読み取れない
リスクがあるケースが多いのです。

肩こりのサインとコミュニケーション

こうした4つのカテゴリーを
新旧の脳の関係で説明すると、

「隠れ凝り」というのは、

古い脳が「凝ってますよ!」
という声を出しているのに、

新しい脳がそれに気づかない
コミュニケーションの疎通が
できていない状態と言えます。

逆に空耳系の凝りは、

古い脳が何も言っていないのに、
新しい脳が「声が聞こえた」
と騒ぎ立てている状態も、

ミスコミュニケーションです。

情報過多の現代社会、

想像妊娠のメカニズムと
少し似ていますが、

周りが肩こりで悩んでいる
と言う情報を聞くと、

自分も肩に違和感が感じる
と思い込んでしまうケースがあるのです。

いずれにせよ、

古い脳と新しい脳の間の
コミュニケーションが

うまく行っていないのです。

山口さんによればこうした
「隠れ凝り」という状態は、

心身医学で「心身症」と呼ばれる
病気に近い状態なのだそうです。

次回この症状について
考えて行きましょう。

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