将来の不安、不安定でやる気が出ない、使い捨て社会の問題点


やる気と行動力は成功の秘訣です。

スキル習得にも必ず必要です。

しかし前回紹介したように、
現代社会にはやる気と行動力を
削ぎ落とすたくさんの罠があります。

では、それらを振り切り、

やる気を出して
とりあえず動く事で、

何か良い事がキチンと
起きるのでしょうか?…

残難ながら、

「やる気を出せば、必ず良い事がある」

と断言しにくいのが、

現代社会の真実の
一部と言えるでしょう。

やる気を出してこう動力を上げて
なぜ必ずしも成功できないのか?

そこのは最近の日本の風潮が

「使い捨て社会」

になっているからです。

インスタントを求めすぎる社会
と言えるかもしれません。

ファーストフード、
ファーストファッション

使ってたらすぐ捨ててしまう、、

そこで働くアルバイトも、
いわば誰でもできる仕事です。

人員がいなくなれば補填すれば良い、
まるでロボットのような考え方です。

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日本はますます使い捨て社会となる?

以前も紹介したように、

スキルというのは時間をかけ
ゆっくり積み上げるものです。

過程を楽しむことが
上達の秘訣です。

しかし、あまりに簡単に
速攻で結果を求めすぎる現代は、

心に大きな摩擦を生みます。

医者の世界でもこの使い捨てという
現象が顕著になっているようです。

例えば、

全国には数百カ所の
救命救急センターがありますが、

ここは生死の境をさまよう
重篤な病状の患者さんに、
高度な医療を提供する場所です。

もちろん素晴らしい理念です。

そしてこの場所には、

人名をなんとか救いたいと言う
使命感に燃えたやる気のある
医師たちが集まってきます。

私たちは誰も知るように、

長年の努力と多くの学費をかけ
医師たちは医師免許を苦労してとり、

そして医療の現場に飛び込みます。

健康と命を守る立派な人たちです。

救急救命医師の厳しい環境

ところが…

救急センターの現場というのは、

就労時間が不規則で
拘束時間が驚くほど長く
ろくに睡眠すらとれないようです。

さらに常に人間の死に向き合う
過酷でストレスの多い、

医療現場の中でな最も
厳しい現場の一つと言えます。

それに比べ他の現場より
給料が良いかと言えば
そんな事もありません。

もちろん志を高く保ち、

やる気と強い体力で
過酷な業務を乗り切る医師もいます。

しかし、当然
中には身体を壊したり、

メンタルがやられてしまい
使命感を維持できなくなる人も
出てきます。

そんなとき、

非常な事ですがその医師たちは
現場から使い捨てられるのです。

プライドが高い人ほど不安を感じる

もちろん実際には解雇ではなく、

肉体的にも精神的にも負担の
少ない別の科に異動するだけです。

客観的に見れば

「ストレスの少ない科に
移れてよかったのではないか」

と感じるものですが、

救命救急を志すやる気があり
プライドの高い医師は、

「使い捨てられた」
「一線を退かねばならなくなった」

という意識に苛まれ
深刻に考えてしまうのです。

肉体や精神を壊してまで
働く必要はありませんし、

年を取って続けられる仕事でもなく、

いずれその立場を離れるなら
その時期が多少早まったに
過ぎないわけです。

それでも中にはその処遇を
不満に思い、

使い捨てられたと感じてしまい、

立ち直るのに時間が
かかってしまう人も
それなりにいるのです。

将来捨てられるのではないか?…

では、使い捨てられた
と感じやすい人には

どんな特徴があるのでしょうか。

そう感じやすい人は、

まじめで、融通の効かない人が多く、

小さな事に悩みがちと言う
傾向があると思います。

そしてそう言う人に限って、

将来、使い捨てられるのではないか
という不安を人一番抱え込んでしまいます。

ではなぜ、

「使い捨てられやすい世の中」

になったのでしょうか。

私はここに成果主義の影響が
色濃く出ているように思います。

最も分かりやすい例が
総理大臣です。

ここ何年もの間日本の
総理大臣は、

ほぼ一年ごとに交代しています。

最初は高い支持率で
期待されたとしても、

成果が出ないと瞬く間に
支持率は急落し、

すぐにクビになってしまいます。

日本の政治家は使い捨て?

総理大臣だけでなく、

政治の世界では議員全てに使い捨て
と言う言葉が当てはまってしまいます。

2012年12月に行われた
衆議院選挙では、

始めて政権を取った民主党が
失政によって議席を大量に失いました。

これも成果が出せなかった事が原因で、

たった一期も持たずに評価は
ゼロにまで落ち込んでしまったわけです。

もちろん責任はあるでしょうが、

初めて政権を握りすぐに結果を出せ、

というのは冷静に考えれば
土台無茶な要求ではないでしょうか。

まさに「0か100か」の世界です。

こんな不安定な事はありません。

部分的に見れば民主党も
成果を出したものもあるでしょう。

しかし期待された全ての
面で成果を出せなければ、
一気にゼロになってしまうのです。

今の日本にはそんな怖さが
漂っているのではないでしょうか。

これが使い捨て社会の
大きな問題点なのです。

使い捨て社会で湧く不安定な感情

使い捨てにされる問題は
政治家だけではありません。

芸能界も同じような
世界と言えるでしょう。

例えば芸人さんなら、

昔であれば一発屋と
呼ばれるような人も、

一度売れたら3年くらいは
持つような業界だったと思います。

最近は怒涛のように現れ、
一気に消えていってしまいます。

名前も覚えられません。

インスタントに笑いを取り、
飽きられたら人気も一気に下降、

しかし今ではブレークしても
もって一年、悪ければ半年で
テレビから消えるような、

短いスパンで使い捨てられる
と言って良いでしょう。

来年もまだ生き残っているか
どうかを逆にネタにして人気を
引っ張る芸人さんもいますが、

彼らにしても心中穏やかではないはずです。

一発屋は芸能人だけではないのです。

首相という日本のトップが
使い捨てにされ、

日本の行く末を託した
政治家も使い捨てにされます。

華やかに見える芸能人も
使い捨ての世界です。

そんな非情な世の中に
生きているせいでしょうか、

サラリーマンであっても
将来の不安定を目の当たりに
感じてしまいます。

私たちも不安ばかりが
先に立つのでしょう。

もちろんこれはビジネス
の世界も無関係ではないのです。

将来の不安、不安定ではやる気が出ない

昔は正社員でさえいれば
全てが安泰でした。

昔は会社という大きな家、

そして社員はそこで守られる
家族というイメージでした。

辛い仕事があっても
会社のために頑張り、

会社も社員を徹底的に守る。

そんな意識があったと思います。

しかし現代では
非正規雇用や契約社員など、

雇用形態が不安定な人が
激増しています。

結果を出せば報酬を与え、
結果が出なければクビ、

まさに彼らは使い捨てを前提に
雇用された人と言えるのでは
ないでしょうか。

将来の保証や安定がなく
毎日を不安の中で生きています。

昨今は正社員と言えども
いつ切られるか分からない
という世の中になってきました。

いつ使い捨てられるか分からない
社会でやる気を出せと言われても、

それは難しい事でしょう。

そこで得たスキルが本当に
価値があるか不安になります。

やる気を出して一生懸命に
仕事をすれば、

自分の価値観に見合った
ものが手に入り、

将来も安定するというのが
モチベーションになるのです。

しかし、やる気を出しても
良い事があるかどうか分からない、

やる気を出しても
使い捨てられるかもしれない

という不安や不安定な感情が
充満しているのですから、

そうした状況もやる気を
阻害しているのでしょう。

だからこそ…です。

私たちは一歩前に進むのです。

こうした使い捨て社会の問題点を踏まえ
しっかりモチベーションコントロールの
やり方を学んで行きましょう。

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