すぐやる人となかなか動けない人の行動力とやる気のメカニズム


仕事でも勉強でも「やる気」
というのは重要なファクターです。

同じ時間を同じ事をやっても
気持ち次第で結果は変わります。

しかし、やる気や行動力が持てない
人がどうやら増えているようです。

やる気がなかなか出ないという
人が増えている社会的背景は
色々とあるでしょうが、

以下のような理由もあると思います。

それは、

「頭の中で考えなければならない状況」

が、以前に比べて増えている
という点でしょう。

頭でっかちになり過ぎて
行動でいなくなるという事です。

また、なかなか動けない人が
増えた要因のひとつは、

テクノロジーの発達です。

最近は昔に比べて頭で考える為の
ツールがたくさんあります。

パソコンを始め、
スマホやタブレット端末、

これらを使いこなせなければ
ビジネスパーソン失格と
ばかりに、

多くのメディアには煽るような
特集や記事が溢れかえっています。

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行動力とやる気が低下する脳のメカニズム

原始時代まで行けば極端に
聞こえるかもしれませんが、

サバイバルの生きるか死ぬか?

という状況ではやる気があるなし、
はあまり考えなかったと思います。

とにかく動き続けるのが当たり前でした。

しかし文明の発達とともに、
行動をしなくても生きていけるようになり、
情報だけが増えました。

頭でっかちになれば
当然行動力は低下します。

「スマホでスケジュール管理」

「タブレットでいつでもどこでも情報収集」

などこんな売り文句は
至る所で見かけます。

もちろん大切な事でしょう。

しかし、

お気づきかどうか分かりませんが、

ビジネスパーソンにとって、

「行動する前に頭で考える為のツール」

が目の前に溢れ返っている状況とも言えます。

やってみれば分かることも、
まずは情報収集から始めます。

で、情報過多になり混乱し
一歩が踏み出せなくなるのです。

そして悪い事に、

本当の意味でツールを
使いこなせているのは、

ごく一部の人たちだけです。

多くの人はツールを操作する事
自体に時間がかかってしまい、

ツールをいじっているうちに
本題とは関係ない事に
関心がそれて行くのです。

複雑なツールが行動力とやる気を奪う

つまりツールが増えれば増えるほど、

本当にやらなければならない事に
たどり着くまでの時間が
長くなっている、

頭で色々と考えなければならない事が
増えていると言った状況なのです。

そして、そうした状況だと、

人は頭の中で行動を整理してから
でないと動けなくなります。

そして思考にエネルギーを使い過ぎ、
体が動かなくなるのです。

すぐやる人となかなか動けない人の
違いはこの辺りにもあるでしょう。

ひと昔前のビジネスパーソンを
あえてサラリーマンと呼ぶとすれば、

サラリーマンのスケジュール管理は、

シンプルな手帳に必要最小限の
予定を書き込むくらいのものでした。

紙とペンだけでよかったのです。

しかし、今のビジネスパーソンには
「便利な」ツールが増えたため、

そのツールに計画や予定を
書き込んで整理する事が、

まるで必須条件が如く
重くのしかかっているのです。

タスク管理のために覚えなければ
ならないことが増えているのです。

ある種、これは本末転倒です。

行動力を付ける為の行動力?

巷では

「手帳術」「メモ術」「道具術」

などのノウハウがたくさん
溢れ返っています。

これらはとても便利そうですが、

やはり少し本末転倒と言うような
状況になっている気もします。

手帳術一つとっても

本来はスケジュール管理を
シンプルにして楽をする事が
目的だったはずです。

しかし最近ではその手帳術を
知った上でマスターし、

それから実行する事に
かなりの労力がかかるので、

ますます混乱してミスが増えたり、

スケジュール管理に
複雑さを感じるのは当然の事です。

そしてこうした複雑なタスクが
行動力ややる気を下げてしまうのです。

どうでもいいことに時間と
体力を奪われてしまい、

やらねばならないことが
できなくなっているとも言えます。

ミスや失敗を避けようとすると

昨今のビジネス環境では、

質の高い仕事を要求され、
かつスピード感が求められています。

これを少ないマンパワーで
遂行しなければならないので、

ビジネスパーソンにかかる
負担は以前より高くなっています。

高い情報処理能力は求められます。

こうした状況で私たちには、

こうしたネガティブな
心理メカニズムが働きます。

ミスや失敗ができない」

「この仕事に時間をかけていたら、
他の事に手が回らない」

…など、あれこれ不安が
先に立ってしまい、

そのせいで、とにかく
失敗しない方法や、

効率よく動く方法を模索する
事で頭がいっぱいになります。

情報や環境に振り回されるのです。

やる気を出すメカニズムを知らずに…

誰もがやる気や行動力を
高めたいと願っています。

そうした状況を分析した
世のビジネス書の多くには、

こうした事が書かれています。

「四の五の言っていないで
すぐ動きましょう」

「ごちゃごちゃ考えていないで、
まずはやってしまいましょう」

私もこうした考え方には賛成です。

このテーマで伝えたい
究極の目的も、

この点にあります。

しかし、です。

人間のやる気や行動力
メカニズムを知らずに

「ただ動け」というのは
少し乱暴な気がします。

すぐ行動に移れない原因は、

先ほど紹介したような頭で考えがち
なツールなどの存在があり、

世間やマスコミでもそうした
グッズを持ち上げる風潮があるため、

多くの人には何か大変な事に
立ち向かわなければならない

それでなかなか動けない…

「億劫感」が生まれて
いる点も見逃せません。

その点を理解した上で、

キチンと解決しない限り、

「すぐやる」という
モチベーションは沸いて来ないのです。

すぐやる人の行動力と環境

現代は、昔とは
産業そのものが変わっています。

かつては田んぼや畑を耕したり、

スコップやつるはしを担いで
土木工事に従事したりと、

身体を動かす事が
仕事の中心でした。

高度成長時代ですら、

肉体を使った労働が
仕事の大半を占める時代でした。

このような時代は

「すぐやる」ということが
世間の共通した認識でした。

しかし高度成長の波は去り、

景気が安定し、人は頭脳労働ばかり
求めるような時代になると、

とりあえず動くという発想は
自然と廃れて行くものです。

これがなかなか動けない人の
行動力とやる気低下のメカニズム
といえるのではないでしょうか。

なかなか動けない人が増える理由

何も考えずに動くのは
愚かな事で

スマートなビジネスパーソンの仕事
=よく考えてから無駄なく動く

という図式が当たり前に
なってしまいました。

とにかく「すぐやる」のが
当たり前の時代には、

やる気の問題などはまず
起こらなかったはずです。

極論すれば、やる気を出して
すぐにでも動かないと
食べては行けず、

それはすなわち、
死に直結していたからです。

現代ではどんな状況でも
中途半端に食べられてしまう
世の中でもあり、

やる気にならない人でも
それなりに生きて行ける時代です。

それですぐやる人が減ってきました。

しかし成功して豊かな
人生を活きる為には、

やる気の出し方をしっかりと
知っておかねばなりません。

そもそも大変な仕事量を
こなさなければならない状況の中、

考える事ばかりに重きを置き、

身体を昔ほど動かさなくなって
いるという事も問題なのでは
ないでしょうか。

すぐやる人となかなか動けない人
メカニズムを把握し、しっかりと
対策を考えて行きましょう。

では次回からこうした対処法を
具体的に紹介していくつもりですが、

まずはご自身の環境も見つめ直し
こうしたメカニズムを理解してください。

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