集中力を高める動作の儀式、パフォーマンスルーティンの効果

集中力を高める動作の儀式、パフォーマンスルーティンの効果
今回のテーマは、

集中力を高める動作の儀式、
パフォーマンスルーティンの効果

について紹介します。

趣味の世界であれ仕事であれ、

何かしらのスキルを身につけるときも
そのスキルを使って活躍するときも

集中力というのは不可欠です。

しかし放っておいても
集中力は高まりません。

ここでトップアスリートたちは、

集中力を高める為に
なにをしているのでしょうか。

大リーグで活躍するイチロー選手は、

打席に入るとき、
必ず行う動作があります。

打席に入る前に屈伸し、
バッターボックスに立つと、

バットを半回転させて
センター方向に垂直に立てます。

そしてユニフォームの
右袖をまくるような仕草をし、

またバットを半回転させて構えます。

イチロー選手は、

毎回この同じ動作を繰り返し
打席に入ります。

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パフォーマンスルーティンの効果

この独特のルーティンは

相手ピッチャーを威圧する
為のものでも、

変な癖でもない訳です。

リラックスして打席に立ち、
相手ピッチャーの投球に集中する為の
「儀式」なのです。

彼がいつからこの儀式を
始めたのかは分からないのですが、

恐らく何かの成功体験に
基づいているのではないでしょうか。

例えば、

バットをぐるっと回して
センター方向に向ける動作をした時、

たまたまホームランを打ったとか、

右肩の袖口に手を触れたとき、
会心のタイムリーヒットを放ったなど、

その動作を行った時に
何かしらの良い出来事があって、

始めは験担ぎのように
行って行ったのではないでしょうか。

そこからこのルーティンを
進化させて行き、

野球界で前人未到の大記録を
作って行った訳です。

集中力を高める動作の儀式の心理的効果

心理学的に言えば、

その動作を継続的に行っているうちに、

潜在意識にプログラムとして
刷り込まれて行きます。

決まった儀式を行うことで、

自然と成功体験がよみがえり、
集中力が高まって行くのです。

始めは偶然の産物だったとしても、

イチロー選手はそれを
意識的に取り入れ、

集中力を高める儀式にして
行ったのではないでしょうか。

イチロー選手が打席に
立つ時の儀式のように、

毎回行う同じ動作を

「パフォーマンスルーティン」

と呼びます。

イチロー選手を始め
多くのアスリートが、

集中力を高める為に
バフォーマンスルーティンを
取り入れているものです。

アスリートに見るパフォーマンスルーティン

かつて強い横綱として
各界に君臨した朝青龍さんは、

時間いっぱいになると塩を
パッと土俵に蒔き、

左手でパンパンと強く
まわしをはたいて、

立ち会いに向かいました。

その一気に集中状態に入る
表情は鬼のように厳しく、

勝負に集中している様が
見ている人に伝わりました。

世界最速の男ウサイン・ボルトさんは、

レース後の槍投げのような
ポーズが有名ですが、

実はスタートラインにつく前にも
毎回同じ動作を実践しています。

右手で左肩、右肩、額、胸に
触って十字を切り、

最後にアゴに触れて天を見上げます。

これがボルトさんにとって
パフォーマンスルーティンなのです。

決まった動作を儀式化することの意味

多くのテニス選手も、

サーブをうつ前に数回ボールを
バウンドさせます。

その回数やボールが跳ねる強さにも、

選手それぞれのルーティンがあり、
毎回同じ動作を行っています。

どのようなパフォーマンスルーティンを
行うかというのは、

アスリートによって
千差万別ですが、

共通しているのは必ず同じ
タイミングで同じ動作を行うことです。

途中で邪魔が入って動作の
中断が余儀なくされたら、

また一から同じ動作を繰り返します。

そして、その動作を習慣化
することによって、

集中する為のスイッチにしているのです。

仕事で集中力を高める動作の儀式

この手法は、スポーツばかり
ではなくもちろんビジネスの
現場にも応用できます。

例えば、

仕事に取りかかる時、

デスク周りを整頓し、

目をつぶって深呼吸を
2、3回繰り返します。

そして、心の中で

「さあ、これから集中してやるぞ」

とつぶやきます。

こんなことを習慣化して行くのも
一つの方法です。

或は、大きな契約を取ったり
上司から褒められた日を
思い出してみてください。

その朝、どんな事をしたでしょうか。

トイレに入って手を洗うとき、
鏡に映った自分を見て、

「よしやるぞ」と声をかけた。

コーヒーを一口飲んでから、
しばらく腕組みして瞑想した。

その時の成功体験を
呼び覚ますものであれば、

何でも構わないのです。

そのとき行った動作を
バフォーマンスルーティンとして
取り入れるのも効果的です。

いずれにせよ、重要なのは、
その動作を毎日やり続けることです。

習慣化してパフォーマンスルーティン
を行えば集中できると、

潜在意識にしっかりと
インプットしておく事です。

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