夢の脳や記憶力への影響、夢見のイメージを覚えている効果


睡眠時間も有意義に使いたい!

と思う現代人は多いでしょう。

私たちは毎日眠る訳で、

その時間もスキル上立つの為に
何か役立てないでしょうか?

とは言え、

睡眠時間を削れば、
心身の健康に逆に悪影響を
及ぼしたりします。

ここで睡眠学習と呼ばれる
寝ている間もオーディオを聞き続ける
という方法も一時流行りましたが、

どうも効果は薄いようで、

睡眠の質が下がれば短期的に
脳のクオリティが下がります。

ここで「夢」に注目するのは
賢いやり方と言えるでしょう。

睡眠を削るのではなく、
味方につけて活用するのです。

脳科学者の池谷裕二さん監修、
池谷香さんが訳された

『夢に迷う脳ー
夜ごと心はどこに行く?』

という著書を最近読んだのですが、
非常に興味深かったです。

著者はJ・アラン・ホブソンさんですが、

彼も脳科学の専門家で
特に睡眠と夢見に興味があるようです。

夢の脳や記憶力への影響

もちろん夢に関しては
まだ仮説という段階なのですが、

彼の「夢研究」は大変
興味深いものです。

その中の一つに

「夢見を記憶に役立てる」

ことが出来そうなアイデアがあります。

もっと正確に言えば

「夢を見る事を記憶に役立てる」

よりむしろ

「夢を見る事は記憶に役立っている」

ということです。

私たちの寝ている間に
見る夢は荒唐無稽なようで、

その日1日に起きた出来事と
意外によく関連していたりします。

夢が記憶に深く関わっている
という見解は、

アラン・ホブソンさん以外も
多くの脳科学者が支持している
仮説なのですが、

さらにアランさんは一歩踏み込んで、

「脳に記憶内容を定着させるには、
夢を見ている時のように、

見当識を失っている状態が必要」

と主張しているのです。

脳の中の不思議な感覚

「見当識を失っている」

という状態は、

自分がどこにいるかを
見失っている状態です。

自分が何者で、どこにいて、
何をしているか分かっていない

…というような状態です。

眠っているとき夢を見ているとき
基本的にこの認識を見失うのですが、

眠ってもいないのに
こうなってしまえば大変危険です。

かなり混乱すると思います。

例えば、

自分が踏切から
路線内を歩いているのに、

川辺を散歩していると思い込んだら、
どれほど危険か分かるでしょう。

しかし確かに、

強烈に記憶されるような
出来事を体験すると、

私たちは自分が今いる所を
見失いがちになります。

想像が脳に影響するメカニズム

例えば、

とても恐ろしい映画を見て
恐怖に震えている時、

一瞬、自分が映画館にいる事を
見失います。

だから「震える」のです。

そう言う時の映画の内容は、
もちろん良く覚えています。

脳はこうした不思議な
性質を持つものです。

アラン・ホブソンさんは、

夢を見ている時も
ちょうどそのときのように、

自分が何をしているか
分からなくなって、

その「夢見の時間帯」において、

日常生活の中の
「重要事項の記憶」が
行われていると示唆しています。

ただしこの説もちょっと
妙な感じもします。

夢見のイメージを覚えている理由

私たちは

「夢中になって映画を見ている」とき
映画の内容を良く覚えている一方で、

寝ている時の夢の方は
内容を良く覚えていないからです。

しかしこの事は、

常識的には簡単に説明できます。

つまり、本当には体験していない
「夢の内容」を良く覚えていても、
生きる為に役に立ちませんが、

自分の脳の外で起きた
「現実の事」を覚えておくのは
意義深いので、

脳は、

「外部の現実の事」

を良く記憶に残そうとする一方で、

「内部の夢の内容」

などはすぐに捨ててしまうのでしょう。

ここで大切なポイントは、

夢を見て
「夢中になっている」ときには、

脳の機能として

「記憶力が高まる」

と言う点なのです。

夢を使った記憶力テクニック

さてこうした脳のカラクリを
いかに活用すべきでしょう。

例えば覚えたい「六法全書」
の内容などを読んだ直後、

眠って夢見の状態に入る事で、

その内容を長期記憶に変換
する事はできるのでしょうか。

私の知る限り、こうした
記憶術に関して、

信頼に足る脳科学、
心理学的実験はまだないようです。

が、何かしら関係があることも
色々と分かってきています。

学術的にはまだまだ解明されて
いない事は多いです。

しかし、経験的には
こうした勉強法を実践している
人がいるでしょう。

私自身、期せずして
こうした方法を実行していました。

それは全くの偶然であり、

記憶したいと積極的に
望んでいたと言うよりむしろ、

サボってしまった結果でした。

夢見のイメージを学習に応用する効果

学生時代の定期試験の前日、

長い間勉強していると
どうしても退屈してしまい、

教科書によだれを垂らす
ような事態に陥ります。

そうなると自分でも

「あー寝ちゃった、もったいない。

ウトウトしながら勉強
しても頭に入らないよ」

と思って自己嫌悪をしていたのですが、

なぜかそういうときに
読んだ教科書の内容は、

意外と頭に良く残っていて
自分でも驚く事が良くありました。

意識がはっきりしている時に
いくら読んでも頭に残らないのに、

こうしたウトウト時に読んだ
ものほど頭に定着するのです。

私自身あまり「暗記型勉強」
が得意ではなかったのですが、

この「ウトウト勉強術」は
よくやり、また良く効果が出ました。

その効果は時々、いつもの
自分には表れないような効果でした。

なぜか写真のように頭に残る

これも夢見のイメージを
覚えている効果と言えるでしょう。

例えば、

私は九九を暗記していますが
その覚えた九九表は覚えていません。

直感イメージが頭に
残るタイプではありません。

しかしウトウト勉強法が
うまく行ったとき、

「昨日、読んだ本のイメージ」が
頭に浮かび上がってくるのです。

おそらく潜在意識と
顕在意識の境目のような時間の
インプットだからでしょう。

つまり「目にしたそのまま」
が記憶されているのであり、

抽象化されて記憶が残る
訳ではないのです。

寝る前の時間帯は脳が
特殊な力を発揮する時間と言います。

この辺りをうまく使えば、

夢の脳や記憶力への影響を踏まえ
応用するのは賢いやり方でしょう。

もちろん誰もが使える
テクニックかどうか分かりません。

この辺りのメカニズムも
さらに解明できたら、

このブログでも紹介するつもりですが、

あなたも夢と記憶について色々と
試してみてはいかがでしょう。

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