華僑は人に投資するがシビアな目でリターン、数字もしっかり見る


「助け合い」と聞くと何を感じますか?

ボランティアや善行、サポートなど、
人情味溢れる、温かい気持ちに
なる人が多いのではないでしょうか。

もちろんそういった側面はありますが、

やはり誰かを助けるという人間心理の裏には
自分のメリットがあるのではないでしょうか。

助け合うことで生き延びてきた民族として、
ユダヤ、華僑の特徴がありますが、

確かに特に華僑は独特のネットワークがあり、

異国の地でも活躍できるよう
助け合いが行われる文化があります。

が、それは温情だけで
成り立っている訳ではありません。

例えば、華僑は仲間に
積極的にお金を使います。

他人から見れば異国で困った
仲間を助けているようにも見えます。

ただ、華僑のお金持ちは
人への投資に積極的ですが、

それは仲間であってもリターンは
しっかり計算し冷静に数字で分析します。

知人が事業を立ち上げる際に

集まった華僑投資家たちも様々な
リターンを提示しましたと言います。

ある人は投資経営ビザが欲しいと言い、

ある人は利回り何%で回せと数字と提示し

ある人は事業に口出しをしたいと言う

中には

「10年間は何も要らないが
10年後に何を返してくれる?」

と試す人もいたそうです。

このように求めるリターンは人それぞれですが、

基本的には回収する事を目的として
きっちりと数字としての儲けを読みます。

もちろんビジネスのリターンは
お金だけではない事も彼らは重々承知です。

が、数字を把握しないのは
それ以上に良くない事なのです。

華僑が投資する際に絶対忘れない事

しかし常に読み通りに儲かるとは
限らないのがビジネスと言うもの、

想定した収益が上がらず、
リターンを得られないケースも発生します。

その場合は華僑投資家たちはどうするのか?

相手の状況を見て、
回収困難であると判断すれば、

あっさり損切りします。

その際、お金を返せといった
催促などほとんどしないと言います。

事実、お金を持っていない相手に
返せと迫った所で無理なものは無理です。

そんな相手を追い込めば
パニックを起こして

「窮鼠猫を噛む」となりかねません。

無益な争いで傷口を
広げるのはお互いに損ですから

「もう良いよ」と許して、
お金をあげてしまうのです。

数字も感情もすべて考慮した上で
投資の決断をするのが彼らのやり方です。

素人の投資家は、このどちらかで
市場に入るから失敗します。

感情が入りすぎて失敗したり、
数字にとらわれすぎて感情を無視したり、

しかし華僑の投資家は
許す事も想定に入っているため、

華僑同士の取引において
借用書や契約書を交わす事は稀です。

お金を出す方も、出してもらう方も、

それを覚えているのだから問題なしです。

失敗して華僑社会から
追い出される事もなく、

特にボスや資産家のお金持ちに
気に入られている人は

何度もリベンジの
チャンスを与えられます。

事業に失敗して裏社会へ流れる…

と言うのはどうやら
小説や漫画だけの世界のようです。

「時は金なり」は大切な思想

お金だけがリターンではない

という事は覚えておきましょう。

目の前のお金という数字の
リターンだけを考えてしまうと、

投資家としてはまだ二流です。

華僑の投資家はお金を出すときに
熟考して出します。

だから失敗したときは
数字やトレンドを読み誤った
自分の失敗でもあると捉える訳です。

加えて華僑の常識として

お金で時間を買う

というのも特徴です。

彼らに取って時間とお金の価値は同等、

貴重な時間を費やして元を取りに
いくよりも、なかった事にする方が得です。

この損切りの潔さは、ビジネスに
対する欲や覚悟と表裏一体です。

シビアな目を持っているからこそ、
損切りも早いと言えます。

華僑は皆が皆成功を大前提として

退路を断つ覚悟でビジネスに
取り組んでいるので、

徒労に終わるような行動は一切しません。

「無理矢理取ろう」は
「無駄な徒労」ということです。

対して、大半が会社員前提の日本人は、

損失を諦めずに元を取ろうと奮闘
する事が多いのではないでしょうか。

それは自分の時間を売ってお給料をもらう、

つまり、「時間でお金を買う」という感覚が
浸透しているからではないかと思います。

損切りと聞けば、

株式取引や先物取引を
連想するかもしれませんが、

日常生活の中にも元を取るか
損切りするかの分かれ道が多々あり、

どちらへ進むかでビジネスセンスが分かってしまいます。

二度と取り戻せない貴重な時間を
奪われるくらいなら

お金を損した方が得である
ケースもあるのです。

損切り上手は投資上手


例えば買い物で失敗した時、

写真が趣味の人がちょっと背伸びをして
プロ使用の画像処理ソフトを購入し、

操作が難しくて使いこなせないと挫折、

料理に目覚めた人が
外国製の高級鍋を購入したものの、

重い上に手入れが大変でどうも
使い勝手が悪い…となった時、

そこで

「こりゃ失敗したな、、
でも高い買い物したから使わないと損する」

と不便さを我慢して使い続けるか、

「ありゃ、失敗したな、
もっと使いやすいものを買い直そう」

とさっさと見切りをつけるか、

ビジネス上手はどちらかと言えば、
当然後者です。

買った値段と言う数字にとらわれて

実際の生活の向上と言う
本質を見失ってしまうのです。

また、時間や無駄な労力を失います。

お金の損は取り返せますが、
時間は二度と戻らないのです

だからこそお金以上にリターンを
求められるようになってこそ、

シビアな投資家の視野と言えるのです。

買い物ならばまだしも

就職や転職先を間違えた場合も、

元を取ろうとする思考癖のある人は
さっさと辞めて次ぎに行く事ができません。

自分に合わないと分かっていながら、

もう少し我慢すれば得られる
ものがあるかもしれない…

とストレスを感じつつ
無駄な時間を過ごす事になります。

その時間で次ぎに行く
チャンスを失ってしまいますし

それで健康を損なえば
大きな損失となるのです。

もちろん考えて参入する事は大切ですが、

人生すべての決断が上手く行くほど
人生甘くありません。

間違ったと認識したらすぐに損切りします。

損失を認識してから損切りするまでの
時間は短ければ短いほど得なのです。

シビアな投資家の目を養うほど
人生はうまく行きます。

失敗した買い物がもったいないと思うなら、
人にあげてしまいましょう。

それをちゃんと使いこなせる人に
あげれば感謝もされます。

私もこれまでたくさん
損失を出しましたが、

すべて授業料だと割り切りばんばん
損切りし、前進を心がけました。

お金、現金だけがリターンではないのです。

いちいち元を取ろうとこだわっていたら、

きっと今頃、路頭に迷っている事でしょう。

気持ちを切り替えると同時に

怒ったり嘆いたりと言う

負の感情も切り捨てる事ができる訳ですから、

さっさと損切りできる人の方が
豊かな人生を歩める事は間違いないでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>