DNAの傷、遺伝子の異常、動脈硬化もフリーラジカルが要因


今回のテーマは、

DNAの傷、遺伝子の異常、
動脈硬化もフリーラジカルが要因

について紹介します。

現代人にとっても最も厄介な
病気の一つがガンですが、

このガンの原因追求が始まった
のは19世紀に入ってからで、

当時は、刺激説や感染説など
提唱されていましたが、

現在ではガンは遺伝子の持つ
情報が変化し発生することが
分かっています。

もう少し正確に言えば、

酸化ストレスが
過剰な状態が続くと、

大量のフリーラジカルによって
正常な細胞やDNAに
障害をもたらします。

そして細胞やDNAの修復が
できなくなると遺伝子に変化が生じ、

ガンの発生にもつながります。

ガンが発生するメカニズムは、

今日でもまだはっきりとは
解明されていませんが、

遺伝子の異常がその発生に
大きく関与していると
言われています。

一個の細胞がガン細胞となり、

やがて増殖して腫瘍を作り、

周辺の組織を破壊して
全身に転移し、

最終的に生命に危機を
もたらすという事です。

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遺伝子の異常とフリーラジカル

ガンが発生するとき、
移転をする時など、

あらゆる段階でフリーラジカルが
深い関わりを持っている
と言っても良いでしょう。

遺伝子の持つ暗号文字が
入れ替わったり、欠けたり、
余計なものが入り狂うことが

「突然変異」なのですが、

こうしたDNAに異変を
起こさせる性質を

「異変原性」と呼ぶそうです。

遺伝子の異常や、DNAの傷、

そのほとんどが、

化学物質により引き起こされます。

そして、これら化学物質の多くは、

活性酸素やフリーラジカルを
生み出すものとされています。

人間の場合、こうした
ガンの発生などのメカニズムは
いくつものステップを減るので、

「発がん多段階説」と言われますが、

何か一つの発がん性物質が
直接ガンを引き起こす

というわけではありません。

私たちのDNAは、活性酸素
によって絶えず傷つけられています。

しかし、全ての人間が、
ガンになる訳ではありません。

それは、身体が傷つけられた
遺伝子を修復する機能を
備えているからです。

DNAの傷、遺伝子の異常の要因

この修復機能を超えるほど
大量の活性酸素が発生したとき、

正常な細胞までもが、

ガン化していくのです。

つまりだからこそ生活習慣
の違いが出るわけですが、

ところで現在、

ガンに続く日本人の死因の

第二位は心臓病、
第三位は肺炎、
第四位は脳血管障害、

と言われていますが、

心臓病と脳血管障害には、

どちらも血管の壁が狭くなり、

血流の流れが詰まってしまう
動脈硬化が大いに関与しています。

私たちが健康診断を
受ける理由は、

病気の早期発見が目的
だと言われますが、

病院では高コレステロール、
高血圧である場合、

警告がなされます。

しかし実際、血圧や
コレステルールが問題なのではなく、

これらが病気に結びつくのは
動脈硬化が問題です。

血管は、年齢とともに
壁が厚くなり、

弾力性も失われ
硬くなりますが、

その原因となっているのも
フリーラジカルなのです。

様々な合併症を起こす動脈硬化のリスク

動脈硬化というのは、

老化に伴って、

動脈の内側にコレステロールや
脂肪が溜って狭くなり、

動脈に弾力がなくなる
状態を言います。

当然水と油は仲が悪いわけで、

血液中の脂肪分が増えてしまえば、
血管に障害が出ることがあります。

もちろん動脈硬化が進んでも、
それだけでは特に異常はありません。

しかし、放置しておくと、
色々な合併症を引き起こします。

まず脳では、狭くなった
血管に血の塊が詰まり、

脳梗塞が起きやすくなります。

また、弾力性のなくなった
血管は破れやすく、

脳出血を起こす要因となります。

脳梗塞や脳出血では
脳の細胞が障害を起こし、
麻痺や言語障害が現れます。

動脈硬化もフリーラジカルが要因

さらに、心臓に栄養を
供給している冠状動脈に
動脈硬化が起こると、

動脈の内部が狭くなり、

一時的に血流の流れが
悪くなります。

これを狭心症と言い、
動機や息切れ、胸の痛みなど
症状がでてきます。

人間の細胞は酸素が供給
されるものが十分でない時、

まるで正常時でも階段を
登る時や坂道を歩くときのように、

締め付けられるような感じ
と表現されるSOSが発信されます。

もちろんこれは一過性の
虚血ですが、この状態が続き、

そして完全に冠状動脈が
詰まってしまうと、

心臓の筋肉が壊死し、

心筋梗塞に陥ります。

激しく胸が痛み、重症の場合は
命を落としかねません。

腎臓の血管が動脈硬化を起こせば、

尿を作る機能が低下し、

むくみなどが現れて、
腎不全になる事もあります。

DNAの傷、遺伝子の異常、
動脈硬化もフリーラジカルが
要因であり、

ここから様々な症状が現れます。

ところで、肝臓で作られ、
食物からも吸収される
コレステロールには、

動脈の血管壁に溜って
動脈硬化を促進させる

LDLコレステロールと、
(悪玉コレステロール)

余分になったLDLを
(低比重リポ蛋白質)

血管壁から肝臓に運びさる

HDLコレステロール
(善玉コレステロール)
があります。

フリーラジカルとコレステロールの関係

最近の研究では、

この悪玉コレステロールが、

血管の内膜などで
フリーラジカルに酸化されて
「酸化変性LDL」になり、

これが溜って、血管壁を
厚くする事が分かってきました。

今では

「悪玉コレステロールが身体に悪い」

という話は常識的に
広まっていますが、

そうではなく正確には

「酸化された悪玉コレステロール」
=「酸化変性LDL」

が身体に悪いのです。

酸化変性LDLは人体に
とって敵と見なされ、

これが血管内に現れると、
白血球が緊急出動します。

こうして酸化変性LDLを取り込み、

泡状の細胞にして、

それが血管の内膜に溜る…

こうして動脈硬化が起こります。

同時に、酸化変性LDLは
血管壁を攻撃し、

血管を傷つけます。

動脈というのは心臓から
押し出される血圧に

柔軟に対応する弾力を
持っていなければならないのですが、

こうした弾力がなくなった
状態を硬化といいます。

そして傷つけられた血管の影響で、
血の塊の血栓が生まれます。

また、破壊された血管には
白血球の一種である
好中球があつまり、

フリーラジカルを放出して、
LDLをさらに酸化変性LDLに変え、

血栓の発生を加速する事になります。

そしてここから多くの病気が
生まれてしまうのです。

ガンや脳梗塞、心筋梗塞など、

そして糖尿病や白内障、
脳の病気や老化も活性酸素が
悪さをしていることが

どんどん明らかになっています。

そうです。

フリーラジカルが万病の
要因となるのです。

DNAの傷、遺伝子の異常、
動脈硬化から多くの病気は始まります。

だからこそフリーラジカル対策は
現代人に必須の行為と言えるのです。

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