親が子に伝える言葉ユーメッセージとアイメッセージの違い

私たちは言葉を使い
コミュニケーションを取りますから、

子供に何を伝えるべきか?

と考えればかなり深いテーマになります。

子供は親からのメッセージを
言葉からだけでなく、

色々なことから受け取ります。

まさに教育というのは、

前の世代から次の世代に伝える
メッセージと言えるでしょう。

だからこそ何を伝え、どう伝え、
なぜ伝えるか、、などは

本当に大切なことなのです。

以前「いじめた」として
名指しされた子供の父親が

自殺するという衝撃的な
事件のニュースがありました。

痛ましいという言葉でしか
言いようのない悲しい出来事ですが、

何より子供の将来に影響します。

どうして、ほんの少しの
想像力を働かせる事が
出来なかったのかと思います。

この父親はこれから、

50有余年以上あるであろう
子供の人生に背負いきれないほどの
重荷を背負わせた事になるからです。

確かに我が子がいじめの側に立って
いると知った時の親のショックは、

いじめられている側に
劣らず大きなものがあります。

しかし、死んでお詫びをする

などと言う卑怯な事を
しては行けないと思います。

私が思うにこれはまさに
最低最悪のメッセージです。

親が子に伝えるメッセージ

私の親戚が小学生の頃、
実はいじめっ子でした。

同級生の女の子をいじめて
転校させてしまった事もあります。

その時に彼の親は
どうしたかと言うと

烈火の如く怒って、

有無を言わせず彼を東京の
学校に転校させたのです。

そして東京の学校へ
転校させたのです。

そして東京の学校では
田舎っぺ、田舎っぺと今度は
逆にいじめられっこになって

いじめられる事の悲哀を
嫌というほど感じたそうです。

これは一種のペナルティと
言えるでしょう。

ただし…

いじめること、いじめられること、

そのどちらも知った彼は
世界を見る視野が広がったでしょう。

もちろん、

いじめはない方が良いです。

しかし現実的には恐らくなくすことは
できないのではないでしょうか。

そうであればそこから何かを
学ぶべきではないでしょうか。

そのときは辛い経験でも、

将来それがいい経験になる
ということは想像に難くないです。

先ほどの田舎から転校させた親の
例はしっかりとメッセージとして
子供に残るのではないでしょうか。

例えば、

担任の先生に呼ばれて
お宅のお子さんはいじめっ子で
しょうがないなどと言われた時、

親は子供を叱りつけますが、

それで収まる事はまずありません。

親が、その時子供に言うべき事は、

いじめては行けないと言う
命令ではありません。

命令ではなく、先生から
その話しを聞いた時、

親がどういう気持ちになったかを
話して聞かせる事が大事な事
になっていきます。

ユーメッセージとアイメッセージの違い

つまり、ダメよと言う
禁止の言葉ではなく、

自分はいじめは嫌いだ、

だから君にもそれを
やってほしくないのだ

ということを伝えるのです。

これをアイ・メッセージ(I、私)

と言います。

ユー・メッセージ(You、あなた)

ではなく、

アイ・メッセージ(I、私)

でというのが、

アドラー博士の日頃からの
主張なのですが、

この場合もその言い方が
活きているという訳です。

コミュニケーションというのは
非常に多様性のあるものですが、

どんなスタイルであっても、
自分の意図を伝えるのは大事です。

自分の意見を伝えた上で、

そして、それにもかかわらず
いじめるかどうかについては

親が言うべき問題ではありません。

いじめるかどうかは本人の
気持ちだからです。

親としてはいじめてほしくないし、
いじめはやめた方がいいと思う。

相手の気持ちを考えれば
とても辛い気持ちになる事、

だからいじめないでほしいと
思っている事や

やめてくれれば嬉しい
気持ちになれるという事などを
伝える事なのです。

親が子に伝えるアイメッセージの特徴

ただし、親の希望に反して
いじめをやめないと言うなら、

世の中にはペナルティが

あるのだという事を
教えてやらなければいけません。

停学処分になるかもしれません。

相手の親に訴えられて
賠償金を払わなければ
ならなくなるかもしれません。

子供の保護監督の義務は
親にあるのだから、

場合によっては親が会社を
やめなければならないかもしれません。

そうなると、一家そろって
貧乏になり路頭に迷う事になる
可能性だってあります。

このように、いじめは必ず
ペナルティが返ってくるのだ
と言う事を教え

それを承知で、
いじめると言うのなら

それは君の責任であって、
その責任は逃れられないのだ

という事をきっちりと伝える事です。

人間は字の通り、
一人では生きていないのです。

だからそこには自ずから
ルールがあります。

ルール違反をすれば、

ペナルティが科せられる
のは当然です。

それを引き受ける勇気が
あるのかという事を

子供に確認させておく
必要があるという事です。

それともう一つ、

注意しなければ行けないのは、

メッセージを伝える時に、

いじめると言う行為が
嫌なのであって

君が嫌いなのではない

という事を分からせておかなけれ
ばいけないという事があります。

「罪を憎んで人を憎まず」

という言葉もありますが、

人格を評価するのではなく、
行いを評価するという事になるでしょう。

親が子に伝えるメッセージは
子供将来に深く関わるものです。

今回紹介した、

ユーメッセージとアイメッセージ

の違いを踏まえた上で、

あなたなりのメッセージを
子供に伝えてみてください。

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