LCC、格安航空会社の低い運賃の需要にみるその背景と目的

LCC、格安航空会社の低い運賃の需要にみるその背景と目的
今回のテーマは、

LCC、格安航空会社の低い
運賃の需要にみるその背景と目的

について紹介します。

一時期は飛行機に乗るというだけで
ステータスだったような、

運賃の高い移動手段だった飛行機も
だんだん庶民が乗るようになり、

最近では、

LCC(ローコストキャリア/格安航空会社)で
今では誰でも節約して旅ができるようになりました。

もしLCCに乗ったら
見てほしい事があります。

それはどんな人が乗り込んでくるか
と言う事です。

LCCは節約して移動するバックパッカー
に向いた移動手段ですが、

バックパッカーのためにできた訳ではありません。

安い航空券を望む世界の人たちの
需要がその背景にはあります。

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LCC、格安航空会社の低い運賃の背景

例えば、エアアジアグループのCEO
トニーフェルナンデスさんは、

もともとレコード会社
ワーナーミュージックの幹部でした。

そんな彼が航空業界に乗り込んだのは
2001年の事です。

「マレーシアで飛行機に乗れるのは当時、
人口のわずか6%だけだった。

ならば残りの94%の人たちの為に
安い飛行機を飛ばす事で、

大きなビジネスになると確信した」

というのがそのきっかけだったそうです。

もちろんLCCは既存の航空会社に
とっては脅威の存在でしょう。

路線の参入にも強い抵抗があるといいます。

そういうときにLCC各社は
こう説得すると言います。

「私たちはこれまで飛行機に
乗っていた人を奪うのではありません。
これまでバスに乗っていた人がターゲットです」

と、、

飛行機対バス?…

たしかにLCCはバス並みの
運賃を標榜しています。

しかし需要とするターゲットが
バスに乗って長距離移動していた人が
ターゲットとは、、

新しい時代のパラダイムシフト
と言える出来事でしょう。

まだ日本では低い運賃のLCCは
誰もが知っている訳ではなく、

少しずつその需要が広がっている
状況でしょうが、

世界を見ると低い運賃の需要
にみるその背景と目的が興味深いです。

LCC、格安航空会社の背景と目的

LCCは世界の人のライフスタイルを変えました。

例えば早くからLCCが
発達していたヨーロッパでは、

例えば隣国に腕のいい歯医者がいるなら、

月に二回程度飛行機で通院する。

若いカップルがデートで、

「新しいレスト連がオープンしたらしいから
週末に食べに行こうよ」

と言って飛行機に乗る。

そんな風にLCCが人々のライフスタイルを
変えてしまったとも言えます。

また、例えばエアアラビア
と言う会社があります。

エアアラビアはアラブ首長国連邦の
LCCなのですが、

その就航都市を眺めていると
インドの都市が多いです。

そして中にはインド通でなければ
知らないような中都市まで含みます。

アラブ首長国連邦は、
外国人の出稼ぎで成り立つ国家です。

住民の8割ほどが外国人、

インド人はその中でも最も多いです。

地理的に遠いので
バスで移動と言う訳にはいきませんが、

そんなインド人出稼ぎ組の
需要に応えて運行するのが、

エアアラビアのインド路線なのです。

節約目的のバックパッカーはそこを
利用させてもらっているという構図なのです。

エアアラビアはアラブ首長国連邦の
シャルジャ空港を拠点にしています。

LCCの専用空港と言っても良いです。

この空港は実に簡素で、
地味と言っても良いです。

免税店も売店程度の規模しかなく、

出稼ぎ組を対象にしているので
観光客向けのサービスなど必要ないのです。

バックパッカーや旅行者が目的ではない

そこからバスで40分ほどの所に
ドバイ空港があります。

空港内には免税店がずらりと並び、

金製品の店の中は
明るい照射が当てられ、

空港内がピカピカ光っているような
印象すら受けます。

免税店エリアには
抽選で当たる高級車もでんとおかれています。

アラブ首長国にしたら
こちらが表空港で、観光客向けです。

LCCはナショナルフラッグ
(国を代表数航空会社)と違い

首都と首都を結ぶと言った
制約はありません。

乗客が多い路線に的を絞り就航します。

その結果で稼ぎ組が多く
利用する路線と言う事になります。

LCCの低い運賃の目的を活用しよう

そんなLCCの路線を見ていると、
観光客の移動が主ではなく、

働く人々の動きが見えてきます。

そういった飛行機の座席に着くと分かってきます。

世界の人々は日本人が想像する
以上に移動しているのだと。。

それも働くと言う目的のために
飛行機に乗っているのです。

例えば、LCCエアアジアの
旅客機のロゴマークのしたには

キャッチフレーズとして

「Now Everyone can fly」
(今や誰でも飛行機に乗れる)

としていますが、このフレーズが
この時代を象徴しているのでしょう。

そういった感覚を肌で感じる事は
やはり大切なのだと思います。

バックパッカー旅は
費用をできるだけ節約する旅ですが、

それは世界の労働者の動きに
重なってきます。

費用をかけない旅でなければ
見えない世界が見えてくる。

LCCはそれを如実に
教えてくれる航空会社なのです。

しかし誰もが乗っては行けない
という規制もありません。

LCC、格安航空会社をうまく
活用した賢い旅人になるべく、

一緒に考えていきましょう。

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