独立し個人で働く、組織で働くことのメリット、デメリット

独立し個人で働く、組織で働くことのメリット、デメリット
今回のテーマは、

独立し個人で働く、組織で働く
ことのメリット、デメリット

について紹介します。

仕事において、個人は組織を
活用して強みを伸ばすことができます。

私は良く周りから

「独立して起業したい」

と言う相談を受けるのですが、

いつも「すぐに独立した方が良い」
とは言わないようにしています。

もう少し待った方が良いと
アドバイスするのですが、

確かに独立する事のメリットはあります。

頑張って成功したら
すべて報酬は自分に帰ってきます。

どれだけ成果を上げても
給料が変わらない勤め人よりも

やればやるだけ自分に帰ってくる

これは大きなメリットですが、

仕事をする上で、
またビジネススキルを高める上で、

組織にいる事もメリットがあります。

だからこそ、

「組織の強みを個人の強み追い風にする」

組織を上手く活用するというのは
賢いやり方と言えます。

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組織を使うからこそできる事

「名刺や肩書きで仕事をするな」

とは良く言われる事です。

特に最近はベンチャー精神も
盛んに喧伝されています。

それはそれで間違いないのですが、

だからといって

組織や肩書きの存在を
全面否定するのは

少し短絡的ではないでしょうか。

確かに、肩書きと
ビジネスセンスやスキルは別物です。

しかし、もともと能力のある人に
肩書きが加われば、

能力以上の良い仕事が
できるはずです。

組織にもデメリット、弊害もありますが、

所属する人間の可能性を広げ

能力を伸長してくれる
素晴らしい存在でもあると言う事です。

これは組織にいると見えにくい部分ですが、

独立してフリーで働くと
よく見えてきます。

組織の持つ強み、

対外的な信用力やブランド力を
自分の強みの「追い風」することで、

個人はダイナミックな仕事ができるからです。

これはフリーランサーや
創業早々のベンチャー企業では

なかなか望めない事です。

今では独立して仕事をしていますが、

もしもう一度学生時代から
戻れるのであれば、

私は間違いなく、組織に入り、

組織の力を使って
自分の能力を伸ばす事をします。

経営資源を使えるメリット

個人が組織を活用して強みを伸ばす…

これは大企業であれば、
そのメリットはさらに増します。

社員1万人の企業なら

その1万人を味方につけた
「1万人力」の仕事ができるのです。

お金も人も情報も、

恵まれた経営資源を
武器として利用できる。

これは何より凄いアドバンテージです。

ただの給料以上に

知識や経験と言った貴重な
報酬を得る事ができるのです。

つまりこれからの時代は

私たちは組織に寄りかかるのではなく

組織を自己実現の有効な
「手段」として活用すべきなのです。

「俺はこのまま組織に埋もれていいのか?」

サラリーマンを続けえていると
こんな悩みを持ちがちですが、

そういう意味でも、組織の論理は
個人の個性や能力を殺すものではなく、

逆に強化してくれるものなのです。

そして組織側も

少なくとも、組織に依存する人間よりも、

組織に属しながら組織を
必要としない自立した人材を
新しい組織は求めています。

そのような人材を
活かす度量を持たない組織は

もはや生き残っていけない
時代になっているからです。

ドラッカーの考える個人と組織

ドラッカーも組織と個人を
対立概念としては捉えず、

両者を相互補完的な関係と考えています。

「組織の目的は、そこに所属する人たちの
弱みを意味のないものにする一方で、

強みを最大限に発揮して成果を上げる事にある」

と指摘しています。

個人の強みを成果に結びつけつつ
弱みを中和し、無害化する

つまり、

個人の強みを活かしながら

弱みの影響力の小さいものにする
義務が組織にあると言うのです。

これは仕事だけでなく
一般的な教育でも重要な点です。

一般に、人材教育の力点は
欠点の是正に置かれやすいものです。

得意分野を伸ばす事よりも
苦手分野の克服に力を入れているようです。

もちろん、それぞれ
メリット、デメリット、

ケースバイケースで
要不要は変わってきますが、

苦手の克服に集中すれば、

それは減点主義につながって

ミスなくソツない秀才型の人間を
育てはしますが、

創造性やスペシャリティを持った
卓越型の人材育成に不向きです。

・万事にソツのない秀才タイプ
・ある分野で卓越した能力を持つ専門型

今の企業社会で
どちらがより必要とされているか、

いずれ競争力の高い人材であるかは
改めて言うまでもないでしょう。

公務員的な企業でなく
競争力の高い企業であれば

なおさらそれは大切な事です。

個人と組織の理想の関係とは?

だからこそ個人は組織を活用して
とことん強みを伸ばすべきなのです。

教育効果の点から見ても、

欠点を矯正する事よりも、
長所を上手に伸ばしていく方が優れています。

欠点の克服は
本人にとっても苦痛ですし、
上手く言ってマイナスがゼロに戻るだけです。

しかし長所を伸ばす事は

もともとプラスの部分にもっと
上乗せする行為ですから、

同じ努力でも、
本人にとっては大変楽しいですし、

やりがいも大きく、
自ずと良い結果につながっていくものです。

「ここがダメだ、ここを直せ」

とマイナス評価を与えるのではなく、

その人の強みを

「君はここが素晴らしい、ここを伸ばせ」

と褒めて育てる加点主義は

より大きな成果につながり、

人材育成に置いても
効果を得られるのです。

これはマネジメントにおいて
重要な部分です。

上司が部下の弱みを指摘するのではなく
強みを伸ばすように指導する

企業社会に置いても事情は同じです。

ドラッカーも

「一人一人の強みを共同の事業のための
建築用ブロックとして使う所に組織の役割があり、

人事においては、

人の弱みを最小限に抑えるよりも、
人の強みを最大限に発揮させなければならない」

と言っています。

ついついやってしまいがちですが、

上司は部下のできない事に注目し、

その弱みを避けようとする人事や
評価を行うと、

上手く言っても平凡な成果しか生みません。

それよりも部下のできる事に注目して

その強みを最大限に生かす人事育成を
行う事が上司の役割であり責任なのです。

むろん上司もまた組織の一員ですから、

その強みも活かさなければなりません。

部下にすれば、上司の強みを活かす事が
部下自身の成果を上げる近道でもあります。

上司と部下は互いの強みを活かし合って、

全体の成果に貢献する
というのもドラッカーの主張です。

独立し個人で働く事にも
メリット、デメリットがあり、

組織で働くことにも
メリット、デメリットがあるのです。

という事はつまり、

我々は個人と組織の関係をうまくを
活用するべきと言えるでしょう。

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