教える事のメリット、アウトプットとして最大の学びの機会

教える事のメリット、アウトプットとして最大の学びの機会
今回のテーマは、

教える事のメリット、アウトプット
として最大の学びの機会

について紹介します。

学習と聞くと普通は

テストで正解を出す為の
暗記ができるかどうかを問われる
事をイメージする人が多いでしょう。

我々が学生時代から
インプット主体の詰め込み教育を
受ける事が普通でした。

しかし、学習の肝となるのは
むしろアウトプットです。

ここで他人に教えると言う事も
立派なアウトプットの形態です。

また教えると言う行為が
自分自身の最大の学ぶ機会になります。

アウトプットがインプットにもなる点が、
教えると言う事の大きな特徴です。

私もこの法則を大切にしており、

何かを学んだときは出来るだけ
その日のうちにまず家族にアウトプットして
その日に学んだ事を教えます。

そして少し整理整頓して
仕事仲間にアウトプットします。

こうしてようやく学びが自分のものとなった
と安心します。

インプットして学んだだけの段階では
まだ完全ではないのです。

誰かに教えたときに学びと言うのは
完成するのだと考えています。

だから万が一、教える相手が
誰もいないときには

空のいすを用意して
誰かに教えるていで話す事もあります。

それだけ自分の学びにとっても
教える事は重要なのです。

教える事のメリットは実際大きいのです。

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ドラッカーの説く『教える事=学ぶ事』の法則

ドラッカー自身も
教える事が最大の学ぶ機会である事を
再三強調しています。

「知的労働者やサービス労働者は、
自らが教えるときに、最もよく学ぶ。」

『未来企業』より引用

「長い間教壇に立ってきたのは、
教える事で自ら多くの事を学べたからだ。

学ぶためには教えなければならない。

教える側が教えられる側以上に
多く学べるのだから。」

『ドラッカー20世紀を生きて』より引用

いずれもドラッカーが、
教えると言う事について述べた言葉です。

ドラッカーはアメリカ移住後、
生涯大学の教壇に立ってきました。

ドラッカーにとって、
教壇に立つこと自体が勉強であったのでしょう。

コンサルタントとして
教える事でお金をもらっていますが、

報酬と言うのはお金だけではありません。

教える事で学びになるのです。

教える事が彼のメリットだったのです。

そして学んだ事を教えて相手に喜ばれる、

このWinWinのサイクルが
彼をトップクラスのコンサルタントにしたのでしょう。

教える事のメリット

そもそも人に何かを教えようと思うと、
それについて深く理解していなければなりません。

また、本格的に教えようと思うと
資料が必要になります。

実際に資料を作ってみると、
頭では分かっていたつもりの箇所が、

実は理解不十分だった事が
次々と判明します。

或は完璧だと思っていた論理展開が、

節穴だらけと言う事実にも
直面するはずです。

これは実際にやってみればよくわかります。

だから何回も言っているのですが、

文字によるアウトプットも
それ自体が勉強なのです。

教える事が学ぶ事になる理由はまだあります。

あるセミナーの講師として
教える機会を持っていたのですが、

その講義では万全の準備をして
教室に入ります。

そしてパワーポイントのプレゼン資料に
従って話をします。

資料作成時にストーリーも
作っているので、

それをなぞれば良い訳です。

ところが話を進めていると、

説明がしどろもどろになる箇所があります。

これは自分自身の理解が
足りない箇所に他なりません。

あるいは、話している最中に、
資料で述べた物よりも結論をもっと
強固に支持する材料や、

より適切な論理展開の筋道を
発見する事がしばしばあります。

教える事で他人からの視点を学べる

そして話をしながら、

「ああそういう事だったのか」

と一人納得したりします。

教える事で学ぶ事は他にもあります。

参加者からのレポートや意見、フィードバックです。

こういったレポートなどには

参加者が講義の中で注目した点、
意見、疑問などが書かれています。

この中には

「そういう考えたもあるのか」

と言う物が必ずいくつかあります。

つまり彼らの多様な物の見方を教わる訳です。

この機会こそアウトプットとして
最大の学びの機会となります。

自分だけでは気づかないような
視点に誰かに教える事で気づく事が出来ます。

ドラッカーが言う、

「自らが教えるときに、最も良く学ぶ」

というのは、
まさにこれらの現象をさしているのだと思います。

教える場所を無理矢理でも作ろう

教えつ事にはメリットが大きいのですから、

何かを教える場所を無理矢理にでも
作る事が自分のためになります。

教える場は学校だけとは限りません。

職場での研修会で講師役を
引き受けるのもそのひとつでしょう。

どこか外部からの依頼で、
講演する機会を得る事もあるでしょう。

これも教える場です。

そういう機会を積極的に探し
やっていくと良いですね。

相手に有益な事を教える事で
喜んでもらえるのはもちろん、

仕事であれば報酬も頂けます。

さらにどう転んでも最低限
自分の学びになるのですから。

また現在、早朝に有志が集まって
勉強会を開く「朝活」がブームだと言います。

こうした発表の機会を自ら作り出し、
勉強テーマについて発表する(教える)のも

意味があるはずです。

聞き手の質問や意見もきっと
参考になるに違いありません。

誰かに向かって行う発表と言うものは、
本人に強いプレッシャーがかかります。

しかしこのプレッシャーは
勉強を勧める上で、

強い動機付けになります。

放っておいたらインプットだけで終わってしまいます。

教える機会を持つ、
アウトプットの機会を持つためにも

自らこうしたプレッシャーを課す
機会を作り出したいものです。

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