アウトプットのメリット、考える力を身に付ける事が出来る方法


今回のテーマは、

アウトプットのメリット、考える力
を身に付ける事が出来る方法

について紹介します。

インプットしたり、読書をしたりすると
頭を使って考えている気になりますが、

書くとき、アウトプットする際に
使う頭の使い方とは全く別物で、

私たち、特に社会人が
社会で成果を出すための勉強なら

アウトプットを経て
本当の考える力が身に付き、

そしてその知識を実践に移し
真の知恵とする事が出来るのです。

前に紹介したドラッカーの執筆術

書く前にまず全体像を書き、
一度書き上げた原稿、第二稿は捨て、

推敲を重ねた第三稿で完成させる

といったアウトプット手法でしたが、

これは考える力を身につける上で
非常に重要なものです。

さらにドラッカーは
こんな興味深いことを言っています。

『ドラッガー20世紀を生きる』
に掲載されている話で、

この本の解説を手がけた牧野洋さんが
ドラッカーに、

「今、書いている論文の内容を教えてほしい」

と質問したときに、
ドラッカーはこう答えたそうです。

「ダメだ。完成していない
原稿については絶対に話せない。

(中略)

私の場合、原稿を書き直すにつれて、
結論がいつも当初とは違ったものになる。

完成前に話してしまうと、
結論が変えられなくなるでしょう。」

この言葉はドラッカーの
アウトプット方法を知る上で非常に重要です。

アウトプットでこそ真に
考える力を身に付ける事が出来るのです。

考えとは変わるもの

物事を固定して考えて
絶対に正解か不正解かで
考えてしまう人がいますが、

考え方と言うのは変わるものです。

子供の時と同じ考えを今持っている訳もなく、
それは成長したと言う事、

この前提を持っておくことは
考える力を身につける上で大切です。

恐らくドラッカーも、

執筆をする以前に書く前提で、
何かしらの結論をイメージしていたでしょう。

しかしいったん書き始めると、
新たな考えが浮かび、

それが次の考えを生み出し、

結果、当初考えていたものと
結論が変わる事もあると言う事、

これはインプット偏重の勉強では
絶対に起こりえない脳への刺激となります。

これがアウトプットのメリットです。

要するに書きながら考える

と言う事が大切で、

これによって内容をより深めていく、

アウトプットするからこそ
考える力がつく、

これがドラッカー流アウトプットの
真骨頂とも言えるのです。

これは私の経験上からも実感します。

なのでドラッカーの流儀を知った時は、
自分の手法の有効性に安堵を覚えたものです。

書く事で頭の中が整理整頓される

以前にある理系の大学教授と
話をしていた時の事です。

「私は考えながら書くのです」

と言う意味のことを言ったら
怪訝そうな顔をされました。

彼は理系思考をする方なので

私の言っている意味が
分からなかったのかもしれませんが、

例えば彼らは、

ある実験に関する論文を書くとき、
結果がきちんと出てから執筆に掛かります。

そして結論が変わる事はあり得ません。

彼らにとってみれば、

書きながら考えると言うのは、
書きながら実験をすると言う事に
似ているのでしょう。

「そんな非常識的な事はあり得ない」

と言うのが彼らの意見でしょう。

しかし世の中には、

実験結果を正確に報告する

と言うタイプとは異なる文章の
アウトプットがあります。

むしろ社会でビジネスで使う
アウトプットは、

そういったものとは相反するものと
言えるかもしれません。

アウトプットして、
文字に記すと言うのは、

頭の中の考えを目に見えるようにする
行為とも言えます。

つまり、見える化の一種です。

自分へのメリットが大きいのです。

頭の中の考えが、
常に理路整然としているならば、

文字として見える化をした時点で
作業は終了で、

それ以上の事はしません。

しかし、実際私たち人間が
自分の考えを文章にする場合

このような事はほぼあり得ません。

考える力はアウトプットするから身に付く

通常私たちの頭の中には、
曖昧模糊とした情念のようなものが
ぐるぐると渦巻いているものです。

そこに何かの核と言うアイデアが生まれ、
それが徐々に考えがまとまってくる

そういったものだと思います。

そして文字としてアウトプットすると言う事は、
こういった曖昧な考えを目に見えるようにしながら、

これを並べ替えたり、付け加えたり、
或は削り取ったり、

洗練させて、精製して
明瞭な考えにしていくものでしょう。

つまりアウトプットするからこそ、
考える力が生まれるのです。

勉強のメリットは
アウトプットしてこそ生まれます。

この説が正しいとすれば、

書くと言う行為は考える事

といっても良いでしょう。

そしてこの文字にするプロセスで、
つまり考えると言うプロセスで、

当初予想していた結論が、
別のものに変わるのは、

ある意味当然とも言えるのです。

ドラッカーはだからこそ、

現在執筆中の原稿を
話すことを避けていたとも言えます。

まずはアウトプットしてみましょう。

文字にしてアウトプットすると言う事は、

勉強した内容を自分なりに咀嚼し、
自分の言葉で語る事です。

もともと他人の言葉で語られていたものを
インプットして、

自分の言葉で語る、アウトプットするのです。

だからこそアウトプットして初めて、

勉強した内容が自分の身に付ける事ができ
考える力が身に付くのだと思います。

この一点だけでも
アウトプットのない勉強と言うものが、

自分の考える力の身に付かない
中途半端な勉強である事が分かります。

そしてつまり、

もし現時点で完璧な結論が
見えないとしても、

まずは書き始めてみるべきなのです。

アウトプットをし始めるべきなのです。

何らかの仮説は必要ですが、
それを認識した上で書き始めます。

下手なものかもしれません。
うまく伝わらないかもしれません。

それでも出してみるのです。

そうして考える力は身に付いていくのです。

そして書きながら考えていけば、
やがて光明が見え始めます。

とにかく、メリットを意識して
アウトプットを心がけましょう。

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