勉強の目標は必ず紙に書き出す事、やるべき事は明確にする事


今回のテーマは、

勉強の目標は必ず紙に書き出す事、
やるべき事は明確にする事

について紹介します。

目標を定めることは重要です。

ゴールには長期的
目標である人生の目標と

現在の仕事の課題である
短期の目標がありますが、

現状をゴールを見比べると、
そこにはギャップがある訳です。

私たちがすべきことは、
このギャップを埋めることです。

目標を明確に書く最大のメリットは、

選択力が身に付くことです。

自分にとって何が大切で、
何が大切でないかが分かるようになること、

余計なことをしなくなるので、

時間、労力、お金の無駄もなくなります。

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勉強の目標は必ず紙に書き出す事

勉強の目標が明らかになれば
次に必ず実行しなければ行けないのが、

それが書き出す事です。

非常に些細な事ですが
これを怠ってしまうと

勉強に費やす努力も時間にも
大きな支障をきたす事になります。

明確にした目標を何かに書き留める

きわめて簡単な事ですが
非常に重要です。

人間の記憶と言うのはいい加減な物で、
決めた事はすぐ忘れてしまいます。

心にいくら強く決意しても、
形に残さなければ忘れてしまいます。

特に都合の悪い事はそうです。

また都合の悪い事を都合の
良い物に書き換えて、

知らぬ振りをしてしまうのも
人間の性です。

例えば、

最初に考えた成果物をもっと
ハードルの低い別の物に置き換えてしまい、

始めからこれが目標だった
ふりをするなどがそれに相当します。

なので自分を甘やかさずに
言い訳させない為にも

何かをやり遂げようと心に決めたら、

それを必ず書き出し
書き留めておかなければなりません。

いわば証拠を残しておくのです。

そうすれば忘れる事もなく、
書き換えるのも困難です。

ドラッカーの目標設定エピソード

こういった目標を書き出し残す事に関し
ドラッカーが面白いエピソードを
紹介しています。

1945年頃のこと、

ドラッカーは3カ年の勉強テーマとして

「15世紀から16世紀にかけてのヨーロッパ史」

を選んだと言います。

そしてその勉強の中で、
当時ヨーロッパで力があった2つの組織、

カトリック系のイエスズ会と
プロテスタント系のカルヴァン派が

同じ方法で成長する事を
ドラッカーは発見したと言います。

イエスズ会の創始者は
イグナチウス・デ・ロヨラ
1534年に南ヨーロッパで

カルヴァン派は
ジャン・カルヴァンで
1541年に北ヨーロッパで

場所は異なるものの
ほぼ同じ時期に創設されています。

この両会派が成長の起爆剤に用いたのは
14世紀に、ある無名のドイツ神学者が
はじめたもので、

司祭や牧師が何か重要な事を
やると決めたら、

やるべき事と期待する成果を
書き出して記させると言う物でした。

そして9ヶ月あるいは
1年後に、期待と実績を
比較させたのです。

つまり目標や成果をしっかり
書き出しておく事が成長に
つながったということです。

やるべき事は明確にする事のメリット

そもそも何かをすると決めたら、
それを書き留めて、

一定期間後、期待と現実を
比較して次の行動にフィードバック
すると言う活動は、

ドラッカーにとって
エルザ先生や編集長ドンブロウスキーが
実行していた方法であり、

後にドラッカーが体系化する
目標と自己管理のマネジメントに
他ならないのです。

つまり目標を書き出すと言うのは
既に400から500年も前から
行われていたというのです。

しかもドラッカーはこれを
3カ年の継続学習から発見したのです。

何ともドラッカーらしい話です。

例えば、

医師を目指す人は
医学の勉強は必要ですが、

建築の勉強は必要ありません。

サッカー選手を目指している人は、

サッカーの練習は必要ですが、
野球の練習をすれば、

運動と言う意味では良いかも
しれませんが非効率的でしょう。

或は勉強せずに
サッカーの練習に打ち込んだ方が
達成は早いのかもしれません。

時間は有限なのですから、
無駄にしては行けません。

曖昧なままでいるほど
無駄に時間は過ぎて行きます。

タイムマネージメントの基本が

勉強の目標を明確に、
やるべき事は明確にする事なのです。

目標設定はタイムマネージメントの基礎

勉強の目標は必ず紙に書き出す事には
他にもメリットがあります。

「目標を紙に書き出す事で
仕事が新たに舞い込んできた。」

「目標を明確にしたら、
偶然にも必要な人に出会えた」

と言った話は良く聞くでしょう。

こうした偶然の幸運は、

スピリチュアルな意味ではなく、
心理学的にも実証されています。

これはカラーバス効果という
心理的メカニズムが働いているからです。

目標を明確に書けると、

このカラーバス効果によって
チャンスを得やすくなるからです。

例えば

朝、会社に出掛ける前に

「今日一日で赤い色のものを
何個見つけられるか?」

と思って家を出てみると、

世の中に赤いものが豊富に
あることに驚きます。

ポスト、赤い文字の看板、
赤いネクタイをする同僚、
赤い靴を履く通行人

など赤色のものが目に次々に
飛び込んでくるのです。

もちろん一晩で急に赤いものが
世の中に増えた訳ではありません。

ただ意識しているだけで
それが目につくようになるのです。

今年、私の親戚がある海外の車
メーカーに勤める事になりました。

その話を聞いたとき、

「そんなマイナーな車
メーカーで大丈夫かな…」

と心配したものですが、

それからというもの、街で
頻繁にその車を見かけるようになりました。

実際にその車が日本に
受け入れられていなかったのではなく、

車に興味の無い私が単純に
気づいていなかっただけだったのです。

…そうです。

私たちの脳のメカニズムは、

目標を紙に書き出す事、
やるべき事を明確にする事で、

与えられたチャンスを
敏感にキャッチできます。

仕事でも勉強でも出会いでも、
このメカニズムを使えば、

チャンスに気づくことができるのです。

目標を明確に書いていなければ、
チャンスは目の前を通り過ぎるだけです。

チャンスは誰にでも均等にあり、
それに気づけるか気づけないかは、

どれだけ明確に目標を描けたかに
関わるのです。

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