バフェットの師匠ベンジャミン・グレアムに学ぶバリュー投資


今回のテーマは、

バフェットの師匠ベンジャミン・
グレアムに学ぶバリュー投資

について紹介します。

ベンジャミン・グレアムは
ウォーレン・バフェットに影響を与えた
人物として有名ですが、

「世界一の投資家」バフェットが

ベンジャミン・グレアムの
『賢明なる投資家』を読んだのは
1950年の始め、19歳の時でした。

バフェットは投資に強い関心を持ち、

図書館の金融関係の本をすべて
何度も読み返すほどの勉強家でしたが、 

グレアムの『賢明なる投資家』は
それまでに読んだものとはまるで
違う衝撃を与えたそうです。

そしてバフェットは、
ベンジャミン・グレアムを師匠と仰ぎ

グレアムの教える大学に学び、
グレアムが経営する会社で働いています。

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バフェットの師匠ベンジャミン・グレアム

もちろんバフェットの投資手法は
グレアムが教えたそのままではありませんが、

しかし今も変わらずバフェットは自らを
「グレアム・ドット村の住民」と考えているように、

投資哲学のベースには
ベンジャミン・グレアムが提唱した

「安全域」
「株券でなく企業の部分所有」

と言った考えがしっかりとあります。

そんな「バリュー投資」として知られる
グレアムの考えの特徴の一つは

「投資」と「投機」
「投資家」と「投機家」

をはっきり分けることにあります。

グレアムが言う「投資」とは、

「詳細な分析に基づいたものであり、
元本の安全性を守りつつ、
かつ適正な収益を得るような行動」

と指しており

「投機」とは、

「この条件を満たさない売買」

の事を指します。

そして「投機家」は

「株価の変動を予測してそれによって利益を得る」

事を目的とする事に対し、

「投資家」は

「適切な証券を適切な価格で取得して保有する」

事を目的と定義しています。

投機と投資の違い

その上で、一般の人が
投機的なやり方で利益を上げるのは難しく、

一般投資家が株価動向を
予測して設けるのは不可能と
グレアムは考えます。

どんな優良銘柄であっても
周期的な株価の変動から
逃れる事ができないためです。

「安値で買って高値で売る」

と言うのは一見シンプルで
簡単なようですが、

株価の動きは一定の規則的な
パターンを描く訳ではないのです。

堅実に利益を上げたいと考えるなら、
投機と投資を明確に区別し、

投機家ではなく
投資家にならなければならない

というのがグレアムの考え方でした。

そして彼はこうもアドバイスしています。

「間違っても投資資金と投機資金を
同じ口座で運用してはならないし、
頭の中で混同してもいけない」

ポートフォリオ理論として

「手元資金をひとつの籠に入れては行けない」

と言う言葉は投資をする人なら
誰でも知っている言葉でしょうが、

この教えもグレアムの重要な投資哲学で、

将来何が起こるのか分からない
と言うのが前提として常に持ち、

現在いくら投資効率が良いからと、
資金を債券だけにつぎ込んだり、

インフレが続くような懸念が
あるにもかかわらず株式だけに
投資をするのは危険と教えます。

バフェットも、日々の株価を見ながら
株の売買を繰り返したり、

レバレッジを多用する投機家ではなく、

投資家に徹することで
世界有数の資産家になったのです。

ベンジャミン・グレアムの教えのように
投機と投資を区別することは、

些細なことのようで実はとても
大きな差になって現れるのです。

ベンジャミン・グレアムに学ぶバリュー投資

ちなみにベンジャミン・グレアムの
代表的著作『賢明なる投資家』は、

1949年に初版が出版されて以来、

アメリカはもとより全世界で
読み継がれている株式投資の名著です。

日本でも翻訳本は1967年に
竹内書店から発行されていましたが、

長らく絶版のままでした。

2000年9月に
パンローリングから第四版の
翻訳本が新たに発行され、

さらに2005年には

金融ジャーナリストの
ジェイソン・ツバイクの注釈が
付けられた改訂版が

『新 賢明なる投資家 上・下』
として刊行されています。

本書ではバリュー型投資の
原則や投資家の心構えについて
講義されていますが、

書かれた時代が相当古いので、

何とも消化するのに手を焼く
教科書を読んでいる印象でした。

そこにジェイソン・ツバイクに
よって各章のごとに詳細な

現代風の注解が付けられたお陰で
読者との距離がグッと縮まりました。

もともと一冊の本が二冊になり、
価格も二倍となりましたが、

価値も二倍になったと言えるでしょう。

世界一の投資家ウォーレン・バフェットが
師匠と仰ぎ最も影響を受けた人物、

ベンジャミン・グレアムの
バリュー投資の考え方は、

私たちも学ぶことが多いでしょう。

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