「天才とは永遠の忍耐だ」と言った芸術家ミケランジェロの言葉

「天才とは永遠の忍耐だ」と言った芸術家ミケランジェロの言葉
今回のテーマは、

「天才とは永遠の忍耐だ」と言った
芸術家ミケランジェロの言葉

について紹介します。

イタリア、ルネッサンス期
最大の芸術家と言えば、

当然、ダ・ヴィンチとともに
ミケランジェロの名があげられるでしょう。

ミケランジェロは
89歳という長寿を全うしましたが、

死ぬ直前までいつも
口にしてたとされるのが、

「私は今も修行している」

天才というのは生まれ持った
才能を磨き続ける人のことを言う
のだと思います。

人生修行に終わりはありません。

スキルアップはその人の
人生が終わりを告げるまで
続くものです。

「10代の時は、
芸術の基礎知識を学んだ。

20代の時は、
技術の体得に励んだ。

30代の時は、
芸術に対する着想、工夫や考え、
思いつきを広げるように努めた。

40代の時は、
体得した技術を応用する為の
術を学んだ。

50代の時は、
若手芸術家のセンスを学んだ。

60代の時は、
初心に帰り、もう一度、
芸術の基礎知識を学んだ。

70代の時も、
初心に帰り、もう一度、
技術の体得に励んだ。

80代の時も、
初心に帰り、もう一度、
芸術に対する着想を広げるように努めた。」

これも有名なミケランジェロの言葉です。

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「天才とは永遠の忍耐だ」と言ったミケランジェロ

初心に帰って、もう一度
同じ事を学ぶことで、

私たちはさらに成長できます。

たとえその道のエキスパートに
なる事ができたとしても、

ベテランの域に達する
ことが出来たとしても、

初心の姿勢を忘れないようにすれば、
人格形成にいっそうの拍車がかかり、

いわゆる天才と呼ばれるような
人物に慣れるのかもしれません。

彼の残した名言は多いですが、

「天才とは永遠の忍耐だ」

と言う言葉が一番私の印象に残る言葉です。

ミケランジェロは、
バチカン宮殿内のシスティーナ礼拝堂の
祭壇に壮大な「最後の審判」の壁画を描き、

また「聖家族」のような美しい
板絵も完成させました。

しかし、彼は自分が画家であるよりは、
彫刻家である事を誇りにしていたようです。

彼が晩年、ある文士に送った手紙に
このように記しています。

「私は、絵画は浮彫りに近づけば
近づくほど価値が高まり、

一方、浮彫りは絵画に似れば似るほど、
価値を低めると主張したい。

私は、彫刻は絵画にとって
照明に役割を果たすものであり、

前者を太陽とすれば
後者は月に例えられると思う」

我欲のコントロールと成長の関係

彫刻家が大理石の塊から
美しい女性像やたくましい
男性像を作るとき、

余分な石をどんどん
削ぎ落とす事で、

理想的な体型を彫り出して行くものです。

「余分な贅肉が削ぎ落とされて
彫刻は成長する」

とミケランジェロは言ったそうですが、

この意味は

「人間の心の中にある
悪しき思いを削ぎ落とす事で、

健全で清らかで快適な
心が保てるようになる」

と言い表しているのではないでしょうか。

人間の心の中にある悪しき思い
というのは「我欲」と言えるかもしれません。

我欲は行動や前に進む
パワーを与えます。

しかしネガティブな面もあるのです。

「自分の為だけの利益を考える事」

に執着すると苦しみを生みます。

仏教では我欲を煩悩の
ひとつとして捉え、

心を悩ませ、かき乱し、
患わし、惑わす悪しき心の状態

であると説いています。

我欲を上手くコントロールする為には、

必要以上に願望に執着しない
事が重要になるのです。

そしてミケランジェロの言葉のように、

自分のスキル、人格を磨く
という事に集中するのです。

うまく行かない事も人生はある

願望に執着すると、

「どうしても達成した。
その為に○○しなければならない」

という意識が強くなります。

しかしそれがプレッシャーになり、

焦りや迷い、苛立と言った
マイナスの念を誘発させるため、

心がマイナスの状態に
傾いてしまう可能性があります。

そうなれば、成長が
止まってしまうのです。

ですから願望達成に向けて

自分でできる事はキチンとやれば、

後は天の成り行きに任す
という事も大切です。

「うまく行っても行かなくても
どっちでもよい」

くらいの気持ちでいる事です。

そうすれば、そのことで
思いわずらう事もなくなり、

不快指数も減るようになります。

健全で清らかで快適な
心が保てるようになります。

それは「心の中にある悪しき思い」
が削ぎ落とせた事になるのです。

まさしく余分な贅肉が
削ぎ落とされて彫刻は成長するように、

自分も成長できるのです。

天才ミケランジェロの言葉に学ぶ

確かに彫刻家を自負しているだけあって、
彼のモーゼ像やダビデ像はまさに壮大で美しいです。

しかし、こうした大作を作り上げるまでには、

ミケランジェロは多くの苦難
耐えなければならなかったのです。

彼はまさに忍耐が生んだ天才でした。

彼はフィレンツェの出身で、
メディチ家の保護で美術家となり、

歴代のローマ教皇に用いられ
絵画や彫刻の対策を残しました。

しかし、彼は好きな作品の制作ばかりに
携わっている訳にはいきませんでした。

例えば、

なかなか完成しそうもない墓地づくりの
仕事に何年も取り組まされたりしました。

大芸術家である彼といえども、

スポンサーやパトロンの意向には、
従わざるを得なかったのです。

例えば、

ある庇護者は彼に、
雪を材料に彫刻を作れと命じました。

札幌の雪まつりでもあるまいし、

ミケランジェロのような巨匠に
すぐに消滅してしまうはかない
雪の芸術を作らされたのです。

彼は、次のような詩を書いています。

「世界は盲目であり、
ただ裏切り者にのみ忠実である。

しかし、憎しみも名誉も軽蔑する
私は一人静かにわが道を進んでいく」

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