なぜ名選手名監督に非ずとなる?コーチングの技術と指導の違い


今回のテーマは、

なぜ名選手名監督に非ずとなる?
コーチングの技術と指導の違い

について紹介します。

日本のスポーツ界でもビジネス界でも
20世紀ではトップダウン式の

カリスマ的リーダーが
スポットを浴びる時代が長く続きました。

例えば日本のプロ野球界では、

現役時代に実績を上げた
一流の選手が監督の座にありつける

…という暗黙のルールが
未だに顕在しています。

ところが…です。

なかなか結果が出なかったりします。

「名選手名監督に非ず」

と良く言われますが、

これは理想のコーチ像、コーチングを考える上で
大変示唆の富んだ言葉だと思います。

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メジャーリーグ伝説の監督

一方でメジャーリーグでは、
現役時代に栄光を勝ち取った監督は
実は少数派です。

選手としては全くキャリアのない
下積みで苦労を重ねたたたき上げの
人間が名監督に上り詰めた例がよくあります。

史上初のア・リーグ、ナ・リーグ
両リーグでチームを世界一に導いた

スパーキー・アンダーソン

という伝説の名監督がいるのですが、
彼は選手としてのメジャー経験は

1959年のたった一年だけで、
打率は2割1分8厘の成績しか残っていないのです。

つまり、彼の監督としての力量は、
すべてコーチとしてのたたき上げの
キャリアによって成り立っているのです。

これはビジネスで結果を出すための
コーチングを考える上で非常に大切です。

コーチングの技術と指導の違いがある訳です。

王監督がジュビロ磐田の監督で成功する?

スポーツの世界を例にとると
分かりやすいと思うのですが、

前にも言った、

自分自身がその分野で実績をあげた人。

例えば、サッカーの世界で実績をあげた人が
サッカー選手を指導した時、

もちろん大きな効果を上げる
事はあると思いますが、

その人が野球選手を指導して
同じく効果を上げられるとは思えません。

例えば、王監督や原監督が、

ジュビロ磐田とか鹿島アントラーズの
監督になって実績をあげられるか?

、、恐らく難しい事でしょう。

では、ビジネスの世界ではどうでしょう。

インターネットビジネス業界の寵児が
農業ビジネスの分野で経営するなら?

そういう事はよく起こる事ですが、

上手く行く人と上手くいかない人がいます。

この差はどこにあるでしょう?

自分のやり方を押しつける

「名選手名監督に非ず」

という事のメカニズムは、

過去に実績をあげた人の場合、
自分のやり方が絶対と思い込む傾向にあるので、

そのやり方を押し付けようとするあまり、
逆効果になる事があります。

「俺のやり方で成功したんだから
これが絶対の方法なんだ!」

と指導する側が思いこんでしまう事が、
指導する相手を最も潰してしまう
原因にもなりかねません。

これをスポーツの世界では、

「名選手は名監督にあらず」

と言うような言葉が使われますが、
それはビジネスの世界でも一緒です。

いくら自分が実績をあげたからと言って、

同じやり方を部下や後輩に押し付けても、
それが通用するとは限らないのです。

ここでコーチングの技術が必要です。

コーチングを学ぶ際、
前提として覚えておかないといけないのが、

自分にとって合ったやり方が、
別の人にも合うやり方かどうかは、
分からないと言う所です。

指導を別の分野に応用できるか?

例えば、先ほど紹介した

自分はその分野で実績を上げていないが、
指導能力が高い人の場合、

そういう人は
指導することがうまい人なので、

例えば、サッカーの監督が
メンタルな部分で野球選手を指導しても、

ある程度効果を上げられる事は
可能かもしれません。

が、やはりサッカーの監督は
サッカー選手の能力を引き出す方が
ずっと簡単でしょう。

これも前回の話と同じで、

ある選手に合った指導方法が、
別の選手にも合う指導法なのかは、

経験からだけでは、
判断が難しいモノなのです。

どこまで言っても個別のケース
にしかなりえないのです。

ビジネスの世界でも、

例えば過去にビジネスの世界で
有能なコーチング理論であった、

マッキンゼーやボストンの
マトリックス理論などは、

現代のビジネス環境で
どこまで通用するかは疑問です。

かなり無理がある理論になっていると感じます。

コーチングの技術を身につけると

では、コーチング理論をしっかり学び
コーチングの技術を身に付けた人はどうでしょうか?

こん回紹介しているようなモデルは、

コーチングの知識を
ただ理論化させているだけでなく、

ケースバイケースでの指導だけでなく、

人間の深層心理や脳機能から
導かれたどんな場面にも応用できる
抽象化されたモデルなので、

どのような場合にも効果を
発揮することが出来ます。

つまり、コーチングの技術をしっかり
身に付けた人と言うのは、

サッカーでも、野球でも、
はたまたビジネスの分野であろうとも
教育の分野であろうとも、

どんな場面でも、誰でも
コーチングを行う事が出来るのです。

なので、コーチング理論を身につけるのが、
成果を出す最強の方法と言えます。

しかし現状は、、、

ビジネスの世界においても、

スポーツ界のように、
実績のある人と言う理由で
後輩の指導を行っているケースが多く、

期待したような成果が出ない事が多いのです。

もしもあなたが、

「自分には何の実績もないので
私がコーチングを学んでも、誰も素直に
言う事なんて聞いてくれないんじゃ。。」

そんな風に考えているのならば、
それは大きな間違いです。

むしろ経験がないからこそ、
コーチング理論を学ぶことは適切なことであり、

それをしっかりとマスターすることで、

あなたからコーチを受ける人は、
最高の結果を出すことが出来るのです。

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