パノプティコン社会の恐しい監視社会システムの特徴と問題点


今回のテーマは、

パノプティコン社会の恐しい
監視社会システムの特徴と問題点

について紹介します。

前回、パノプティコン社会という
恐しい監視社会システムを紹介しましたが、

「パノプティコン」

という概念。

これは、簡単に説明すると、

建物の中心に、「物見の塔」のような
施設を設けた建築様式の事で、

イギリスの哲学者ジェレミー・ベンサムが
考え設計した刑務所施設の構想です。

最近町に監視カメラがおかれ、
市民を常に監視しているような状況を
「パノプティコン社会」などと呼ばれ、

犯罪の低下など良い面も伝えられますが、
市民のプライバシーを侵害だと言う悪い面も伝えられます。

このパノプティコンがいったい
目標達成やコーチングにいかに影響するか?

今回は解説したいと思います。

「監視する」でなく「監視されている」と思わせる

ベンサムが考えた刑務所のイメージは以下のようなものです。

パノプティコン
newsjunkiepostより引用

中央の「物見の塔」に監視員がいて、
24時間360度に渡りいつも監視できる。

この様式を使って建てた刑務所では、

収容される囚人たちに、

「24時間、いつ見ているか分からない…」

といった恐怖に陥れるものです。

つまり、ここで重要なのは、

現実に囚人たちを「監視する事」

ではなく、

「監視されている」と思わせる事

なのです。

つまり、実際に塔の内部に
監視員がいないとしても、

それが囚人からは分からないので、
いつも見られているんじゃないか…

という緊張感を与えるのです。

ひとと言う動物は、
誰にも見られていない時と
誰かに見られているとき、

そして誰かに見られているかもしれない
と思う時で、

それぞれ行動が変わってくるものなのです。

人間心理をついた監視システム、

それがパノプティコンなのです。

もちろんこのシステムにも
メリット、デメリットがあります。

が、私たちの人生の成功の為には
邪魔になる部分があるのが問題点です。

パノプティコン社会の到来

そして現代社会はまさにこのパノプティコン
のような社会が出来あがっています。

犯罪者が罰として監視されるのではなく、
善良な市民を監視しているのです。

物理的にカメラで監視している…

という以前に、精神的な
監視管理社会ができ上がっているのです。

この事が我々の力を大きく
削いでいく原因となっているのです。

目に見えない壁

というのは想像をはるかに超える程、
私たちのポテンシャルや行動力を低下させます。

例えば、

小さいころから両親に

「人に迷惑をかけないで良い子でいなさい」

と言われ続けた子供は、

グループの中で輪を乱したり
個性的な発言や行動をしないように
注意して大人しくいようとします。

ちょっとでも、輪を乱したら
親に怒られたり叱られたりすると
なおさらこの傾向は進みます。

そしてそのまま成長し大人になっても、

そのまま真面目に大人しく
波風を立てないように人生を送ろうとします。

「真面目で言う事を聞く」
それはある面からみたらいい事ですが、
ある面から見れば都合が悪くなります。

そういう人は、

恐らく平均収入以上の収入を得るために
ビジネスを興したり、画期的なアイデアで
世間を騒がせようとはしないはずです。

つまり、成功の確率は
極端まで減ってしまうのです。

パノプティコン社会の特徴は
人々を平均値に収斂させる、

枠内に閉じ込める力が働くのです。

リミンティング・ビリーフが成功を邪魔する

そうして育った人は、
何かのきっかけでビジネスを始めようとしても、

「上手くいかなかったらどうしよう」
「人からおかしいと言われたらどうしよう」

など、思い込み行動にブレーキがかかります。

こうした不要なブレーキは問題です。

前回も紹介しましたが、

蚤(ノミ)という虫をご存知だと思います。

蚤は小さな体で1メートルくらい
ジャンプすると言われており、

人間に換算すれば何100メートル
も飛べる計算になり、

とてつもない能力を秘めています。

しかしそんな蚤にコップなどで
フタを被せてしまうと、、

フタを被せられた蚤はいくら飛んでも
フタの縁に頭をぶつけてしまいます。

何回か繰り返しいつしか蚤は、

「自分はここまでしか飛べないんだ」

という「思い込み」を作ってしまい、

その後フタを外したとしても、
もうそれ以上は永遠に飛べなくなってしまうのです。

蚤も人間も同じです。

本当は飛べるはずなのに、
自らが限界を作ってしまったせいで、

飛べなくなってしまう、

そして重要なのは、

自らが置かれた環境によって
その限界が知らず知らずに
作られてしまうということです。

こうした目に見えない壁や制限の事を
コーチングの世界では

「リミティング・ビリーフ(制限された信念)」

と呼びます。

そして、コーチの役割の一つは、
クライアントさんのリミティング・ビリーフを
見つけ出してあげてはずしてあげる事ですが、

現代社会では、
家レベル、グループレベル、社会レベルで、

こういったパノプティコン社会のように

実際には目に見えない制限で
人を管理して行動力を削ぐ社会なのです。

陰謀論的な話をしたいのではありません。

まずは少しこのパノプティコン社会の
特徴と問題点を踏まえ、

自分の行動が制限されている
事に気づいて欲しいのです。

呪縛を外しましょう

特に社会からの社会からの
影響が多いのが実情です。

現代社会の発展は確かに
有益な部分もありますが、

問題点も存在するという事です。

現代社会の特徴は、
まさにパノプティコンのように

我々は常にだれかから
「監視されている」という呪縛に縛られ、

資本主義、特に日本のような
官僚指導型資本主義を絶対的なものとする
価値観にがんじがらめになって取り込まれ、

これに逆らう人は、厳しい
ペナルティを設けていると言う事です。

フランスの哲学者

ミシェル・フーコーさんはこう言いました。

「社会のシステムはまさに、パノプティコンである。
人は無意識のうちに監視者という存在を
想定する事によって、自分の行動を規制している」

そう分析したのです。

そしてその権力に対し、

生、権力=バイオパワー

と名付けたのです。

そして私たちは、こうした自由を奪う
バイオパワーに取り囲まれている。

という事に気づかなくてはいけません。

そして真の意味で成功をするには
こうした呪縛から解かれなければいけないのです。

その呪縛を解く意味でも
コーチングというのはパワフルな
ツールとなるのです。

パノプティコン社会の陰謀論(英語)↓
信じるか信じないかはあなた次第!

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